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ルック・湊(ルク主)

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一瞬の間のあと、今度は詩遠とルックまでもが笑う。

「ちょ、何今の君の顔。笑わせないでよね。」
「くくく、悪いな、シーナ。嘘だ。」
「お、お前らなーっ。ったく、いい加減にしろよなー。っておい、今あそこに座った子ら、超可愛くね!?」
「いい加減にするのはシーナ、君だろ。」
「ほんと女の子好きだねー?」
「当たり前だろが。女の子のいない毎日なんて何が楽しいんだか。そいやレックナート様って俺、ちゃんと見た事ねぇんだけど、やっぱ美人?」
「そうだねー、うん、まあ。」

シーナの問いに、詩遠があいまいに答える。

「なんだよその反応、分かりにくいなオイ。ルック、どうなんだよ?」
「・・・レックナート様はそりゃー超絶美人に決まってるだろ!?ていうか話題にあげないでくれる?どこで見られてるか分からないんだからね!詩遠がなぜあいまいなんだと思ってるんだよ。」
「え?ちょ、何それ怖い!なんつーか色々大変だなーお前も。そいやお前って今、小間使いの他って何してる訳?」
「だから小間使いはヤメロ。・・・別に他は・・・色々だよ。」

ルックがシーナに突っ込んだあとで、なぜか言葉を濁す。そんな様子を詩遠はうっすらと笑みを浮かべたまま見ていた。

「んだよそれ。あ、そうだ詩遠、おやじがさー、今度お前に仕事を依頼したいって。」
「・・・手伝うのはいいけどね?変な期待はしないようにお前からも言い聞かせろよ?」
「なんだ、まだ諦めてないんだ?レパント。」
「まあなー、って、ほら、さっきの可愛い女の子ら!ちょ、こっち見てねぇ!?まあこちとらイケメン3人組だしな!オイ、このチャンス逃す手はねえぜ!?」
「ほんとバカじゃないの?」
「さすがシーナだよね?」

酒の席、エンドレス。
作品名:ルック・湊(ルク主) 作家名:かなみ