俺みこ 番外編2話
俺たちは冒険者の洞窟を抜けたあと、その先にある村へ行った。
ケンタ:「さて、来たはいいが何をしようか?」
ソータ:「そもそも何をしにきたの?」
なんの用もなしに来た、なんて言えない…。
タ=ロウ:「な、仲間探しだ」
ケンタ:「仲間になってくれる奴なんているのか?」
ソータ:「ここでいなかったらまた次の町で探せばいいじゃん」
ケンタ:「それもそうか」
タ=ロウ:「パーティは最大4人だからな、ラストの1人と言うわけだ」
やっぱりいつの時代でもパーティは4人だ。
ケンタ:「最後は女の子がいいなぁ」
ソータ:「そだね、華がないとね」
ケンタ:「やっぱり巨乳の娘がいいなぁ」
ソータ:「僕は貧ny…じゃない、微乳かな」
ケンタ:「ソータってロリコン?」
ソータ:「違うよ!?」
ケンタ:「タ=ロウは?」
あ、遂に俺にも来た。
タ=ロウ:「うーん…、普通のサイズかな?」
「「あ、逃げた」」
タ=ロウ:「逃げてない」
ケンタ:「まあ、そういうことにしといてやる」
上から目線で来やがった。
ソータ:「てか、街中でする話じゃないよね?」
ケンタ:「別にいいんじゃない?」
タ=ロウ:「まず仲間になってくれそうな男の娘…じゃない、女の子を探すか」
「「男探してどうする!!!」」
ケンタ:「まさか…お前…男の娘好き!?」
しまった、ミスった。
ソータ:「ミスりようがないよ?」
ケンタ:「そだな、”男”と”女”だからな。発音が違う」
タ=ロウ:「よし、男の娘探そう!」
「「開き直りやがった!」」
ケンタ:「男探すの?」
ソータ:「そんな可愛い男の子そういないよ?」
タ=ロウ:「分からんじゃないか」
ケンタ:「あ、あの子は?」
ソータ:「あの子は女の子だろ」
タ=ロウ:「いや、わからんぞ?」
ケンタ:「じゃあお前あの子に聞いてこいよ」
タ=ロウ:「よっしゃ行ってくるw」