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緊急指令!鹿目まどかを抹殺せよ! リリカル☆マギカ(第2話

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 ちなみに、現在、まどかと、さやかの所に
初代リインフォースが存在しているのは、
彼女の意識の『欠片(かけら)』が、
まどか達のいた高次元世界にたどりつき、
それを発見した何人かの高次元生命体が
彼女を哀れに思い、彼女を高次元生命体として
再生させたためである。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

「合流が遅くなってすまん。
 私も隊長研修の途中で呼び出されて、
あわてて飛んできたところでな」

 シグナムが、合流が遅くなった件を
なのはに詫びた。

「いえ、私達も似たようなものですから」

「みんな!
 急いで艦に乗って!」

 皆が再会の挨拶をしていると、
フェイトがあわてて走って来た。

「フェイトちゃん、どないしたんや?
 そないあわてて」

 はやてが、息を切らしている
フェイトに声をかける。

「まどか軍団が次の目標とする
惑星が、判明したらしいの」

「なんやて?!」

「先に防衛のための、次元艦隊が
出撃したらしいけど、私達も
急いで欲しいってクロノが!」

「ゆっくり挨拶している場合じゃなさそうだね。
 みんな、急ごう!」

 なのはも、皆に急ぐ事を提案する。

「分かった! 急ぐぞみんな!」

 シグナムがヴォルケンリッターの将として
指示を出した。

「おう! 腕が鳴るぜ!」

 ヴィータも腕まくりして走り出す。

 なのは達と守護騎士ヴォルケンリッターは、
クロノが待つ次元艦に乗り込むため先を急いだ。