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衝動SSまとめ(ヒロ清)

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ヒロ清




2012/1/20更新

『ばらかもん』
タマ登場のヒロ清でございます。
ほぼ標準語に変換されてます;;

ささやかな日常。







――――――――――――――――――――








今日もとても良い天気の日曜日。
原稿を書き終えてタマは先生の家へ向かった。


ガラガラガラ・・・


「こんにちはー。」

「おータマ、」


ガラガラガラガラガラ・・・・


「ぉおい!!タマ!!??帰んのかっ!!?」



開けた扉を無意識に閉めた。

(だが、ここで逃げたらっ!!!!)

タマは意を決してもう一度扉を開ける。
そしてもう一度飛び込んでくる光景に目が荒む。


「何しちょる・・。」

「ん?あぁ、ちゃんぽん食ってる途中で寝やがった。」


テーブルの手前でヒロが座っている。
ヒロは振り返りどうした?とタマに話しかけるが、
タマはヒロの胴体で隠れた頭の主、
そう、ヒロの膝枕で横たわる人物を凝視していた。

いつもここで逃げる自分を押さえ込み、反対側のテーブルに着く。
なんとか先生の姿がテーブルに隠れて見えなくなり、少しばかり落ち着く、が。

ヒロを睨んでしまう。


理由がわからず睨まれ続けるヒロは何か話題を必死に探していた。


(・・・ん?・・おっ・・)

「タッタマ、先生の髪ってすげーサラサラなん・・だ・・・ぜ


ガンッ!!!!!


(ヒィィィィィ・・!!!!)


「ちょっと戒めを。」


(・・なん・・なんなんだ)


背中にダラダラと嫌な汗をかきながら、ヒロは新たな話題を探していた。


(何か・・・何かっ・・おっ!!!!!)


「タマッ見ろっ!!先生の寝顔、可愛い・・・・ぞ


ガンガンッッッ!!!!


(先生かっ!!!??先生がいけんのかっ!!??)


「・・・・・・・・神め・・」


「・・だ・・大丈夫・・です・・か?」

「・・大丈夫。」


ヒロはもう黙っていようと思った。
もうこれ以上話すことは・・タマの命が危ない、気がした。

「・・・・・・・・・。」

「・・・・・・・・・。」


「・・・・・ヒロ・・」


「「・・っ!!!!!!??」」

「・・せっ先生・・起きたのか?」


スーーースーーー


「・・・・寝言か?寝言言ったぞ、聞いたか・・・タ・・・マ

「ブツブツブツブツブツブツブツ・・・」


(怖い怖い怖い怖いっっ!!!!)



「・・・・・すき・・」


「・・・・っ!!??」




「もうたくさんじゃっっっ!!!!!!!!!!!!!」

バーーーーーーーーーン

テーブルを思い切りひっくり返し、タマは走り去っていった。


「・・・・・・!!?・・・ヒロ・・?今のタマか?」

「先生・・起きるの遅ぇ・・。」

「はぁ?」

「俺がどんなに怖かったかっっっ!!!!」

「お前何したんだよ。」

「知るかーーーっっ!!!!」






「てか、先生なんか夢見てたろ。」

「あぁ、すき焼きを食ってる夢をな、ヒロお前肉とり過ぎ。」

end


作品名:衝動SSまとめ(ヒロ清) 作家名:おこた