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ooo aftre ~夜天の主と欲望の王~ 第1部

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006話 決着と解決と消えない欲望





ヤミーは地上本部から少し離れた海岸沿いにいた。

それを追いかけてきた はやて とヴィータも今、到着した。

はやて「さぁ、いくでぇ、ヤミー!」

ヤミー『ふん!お前みたいな小娘に、なにが…』
ドゴォォォンッ!!!

しかし次の瞬間!高濃度の魔力砲がヤミーに直撃した!!

ヤミー『グワァァァッ!!!…こ、小娘ぇぇぇ!!!』

はやて「私はな、この世界ではちょっとは名の知れた魔導師なんょ!さあ、どんどんいくでぇ!!!」

はやて は、シュベルトクロイツに魔力を収束する!!!

キィィィィィィィンッ!!

ヴィータ「はやて!その技って!!」

はやて「ディバイィィンッ!!」

ヤミー『ッ!?』

シュベルトクロイツから収束砲が発射される!!

はやて「バスターァァッ!!!」

ドゴォォォォンッッ!!!

ヤミー『ギャアァァァァァァッッ…!!!!!!』

ヤミーは数十メートル吹っ飛んだ!

ヴィータ「すげぇや!はやて!ヤミーを吹っ飛ばした!!」

はやて「よし、これで少しは…『ズバッ!』ッ!?」

次の瞬間、ヤミーがはやての左手を爪で引っ掻いていた。

はやて「くッ!うぅ…」

ヴィータ「はやて!」

だがヤミーも虫の息だった。

ヤミー『はぁ…、はぁ…、流石にさっきのは効いたぞ、小娘、ぶっ殺してやる!』

ヴィータ(くそ、いざとなったら本気で…ッ!?)

ヴォォォォォン!

遠くからバイクの音が響き、
『タカ! トラ! バッタ!
タッ!トッ!バッ!タトバ!タッ!トッ!バッ!!』

やって来たのは再びタトバコンボにコンボチェンジしたオーズだった!

ヤミー『グワァァァッ!』
オーズはライドベンダーでヤミーに体当たりし、そのまま はやて とヴィータのもとへ向かった。

オーズ「はぁ~やっと追い付いた、って、はやてちゃん!大丈夫!?」

はやて「うん、大丈夫、問題あらへ…ッく!」

左手からは血が流れ続けていた。

ヴィータ「まってろ!はやて!今シャマルを呼ぶから!」

オーズ「大丈夫、落ち着いて、はやてちゃん、ヴィータちゃん、二人とも俺が絶対守るから!」

オーズは再びライドベンダーに乗り、ヤミーに突っ込んでいく!

はやて・ヴィータ「映司(くん)…」



ヤミー『くそぉぉッ!オーズゥゥッ!!』

オーズ「くらえぇぇぇッ!!!」

オーズはライドベンダーを飛び降りそのままヤミーにぶつける。

ヤミー『はぁ…はぁ…くそぉぉッ!!!!!』

そしてオーズはオースキャナーで、再スキャナンする!

『スキャニングチャージ!!!』

オーズ「はぁァァァァァァッ!!」

ヤミー『ッ!?』

オーズの『タトバキック』が炸裂する!

オーズ『セイヤァァァァァァッ!!!!』

ヤミー『グワァァァァァッ!!!』

ドゴォォォォンッ!!!

ヤミーは大爆発し、大量のセルメダルが飛び散る!

オーズ「はぁ…、はぁ…、は、始めてこの技きまったかも…」




数時間後…




その後、管理局局員が集まり、事件の後始末をしていた。はやて はシャマルにより治癒魔法をかけられており、ヴィータと映司は夕陽が映る海辺を歩いていた。

ヴィータ「なあ、映司」

映司「ん?何?」

ヴィータ「映司は、こんな事件沢山みてきたのか?」

映司「…うん、数え切れないほど、ね」

ヴィータ「欲望って、無くならないもんなのかなぁ…」

映司「残念だけど、それは無理なんだよ、欲望っていうのは生きる者全てに存在するからね、…でも欲望があることは悪いことばかりじゃないんだよ」

ヴィータ「?」




映司「人は欲望によって成長したり、学習したりしていける生き者なんだ、そこから過ちに気付くこともできるし、生き甲斐を見つけ出すことだってできる」





ヴィータ「…そっか、お前もたまには良いこと言うじゃねぇか!」

映司「ちょっとぉ!それどういう意味なんだよ!?」

ヴィータ「さ、はやく はやてのとこ、帰ろうぜ!!」

映司「うん、そうだね!行こう!ヴィータちゃん!」

ヴィータ「だから、ヴィータ『ちゃん』はよせ!」





映司とヴィータは治癒を受けている はやて のもとへと帰っていった…。