更新日時:2012-07-15 11:59:41
投稿日時:2012-03-17 23:54:42
桃とあおぞら
著者の作品紹介
注●某巨大掲示板エロパロ板に投稿済の作品
多軌が見つけた妖がきっかけで寝込んだ夏目。責任を感じた多軌は毎日見舞いに来るが、それは多軌にとって良くないことではないかと夏目は案じる。そんな夏目の心中をニャンコ先生から夢を通して教えられた多軌は、彼の負担になることを恐れ一旦は逃げ出してしまうが……
本誌の文化祭話の際に多軌が指摘したように、夏目は妖相手のときには饒舌であけすけですが、人を相手にしたときには病的なほどに気を遣い萎縮します。それは、夏目にとって人は己を傷つけるかもしれない相手ではなく、傷つけてしまうかもしれない相手だからではないのか。強い妖と違い、人は脆くて弱いことを誰より夏目は知っているからこそ語りかけることを躊躇うのではないか、と思いました。ならば、女の子であり弱く非力な多軌から、触れられても大丈夫、と強烈なメッセージを貰ったとき、夏目は何か変わるのではないか…そんな考えでまとめてみたものです。
多軌が見つけた妖がきっかけで寝込んだ夏目。責任を感じた多軌は毎日見舞いに来るが、それは多軌にとって良くないことではないかと夏目は案じる。そんな夏目の心中をニャンコ先生から夢を通して教えられた多軌は、彼の負担になることを恐れ一旦は逃げ出してしまうが……
本誌の文化祭話の際に多軌が指摘したように、夏目は妖相手のときには饒舌であけすけですが、人を相手にしたときには病的なほどに気を遣い萎縮します。それは、夏目にとって人は己を傷つけるかもしれない相手ではなく、傷つけてしまうかもしれない相手だからではないのか。強い妖と違い、人は脆くて弱いことを誰より夏目は知っているからこそ語りかけることを躊躇うのではないか、と思いました。ならば、女の子であり弱く非力な多軌から、触れられても大丈夫、と強烈なメッセージを貰ったとき、夏目は何か変わるのではないか…そんな考えでまとめてみたものです。