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タルタロス日記

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ルコ「(お姉ちゃん、これから私うまくやっていけるかどうか、とても不安に思っています…)」




ソマ「…そろそろ少し休憩しませんか?」
ピン「さんせー、朝から歩きっぱなしでもうクタクタだよ…」
ロト「(ロボのいるピンコさんが一番楽をしていると思いますが…)」
バル「そうだな。もし万全でない状態で戦闘にでもなったら困るからな。少し休憩するか」



ルコ「ねぇ、アンタ。何してるの?」
クロ「……」
ルコ「…ねぇ?」
クロ「…俺はアンタじゃない。大 魔 法 師 クロモド、だ」
ルコ「………。大 ・ 魔 ・ 法 ・ 師 ・ ク ・ ロ ・ モ ・ ド さん、何をしているんですかっ?」
クロ「…新しい魔法の研究だ。完成すれば、人の心を読み取ることができる」
ピン「へー、みんながいるのにめずらしくアルポンス出してると思ったらそんなことしてたんだー」
アル「アウッ!」
ルコ「それって、他人が考えていることが全部わかっちゃう、てこと?」
クロ「…今やっているのは心の浅い部分のほんの一部を読み取れるようにする魔法だ。
今日は星の配置が特別な日だから、心を読むという強力な魔法が使える」
ルコ「その、いかにも、って感じの水晶玉みたいのでできるの?」
クロ「…これは水晶じゃない。…マジックボールにシリコン、ホウ素を加えて仮想的に陽電子を…」
ルコ「あー、わかったわ。水晶じゃないってことはよくわかった。
それより、心を読み取れるっていうなら、試しに私の考えていることを当ててみてよ、ねっ?」
クロ「…星が整列するのはごくわずかな時間だ。…日の光が最も南から-2.718度の位置から…」
ルコ「……」
クロ「……そろそろ魔法が使える時間になる。効果が続くのは20分くらいだろう」
ピン「ぉぉ、クロモドが空気を読んだー。本当に心が読み取れるんだね」
クロ「…いや、まだ魔法は発動していない」
ピン「なんだよ~、紛らわしい」
クロ「……」



クロ「……」
ピン「どしたー、クロモドー?」
クロ「……」
ルコ「…?」
クロ「…おまえから読み取れるのは……金髪の男とお前の姉のことだけだ」
ルコ「!!……そ、そう……なんだ」
クロ「…がっ☆★※」
ピン「あ、ごめ~ん。なんか銃の調子が悪いみたいでさ~。暴発しちゃったみたい!」
ルコ「(さすがにそれはひどいかも…)」
ロト「そういえば、イリシアさんは記憶を無くしていたのですよね?
そのクロモドさんの魔法で記憶を探ることはできないのですか?」
イリ「……!」
ピン「ぉ~、アエルロトナイスアイディア!」
クロ「……」
ピン「クロモド、どうなの?」
クロ「…だめだ、ごく最近のことしか読み取れない。…この魔法では心の浅い部分しか読み取れないからな」
イリ「……」
ピン「なーんだ、期待してたのになー、使えないなー、クロモド」
アル「クゥーン」
クロ「…赤毛の…盗賊…団」
バル「!!?」
クロ「……の……首…領」
ルコ「赤毛の盗賊団?」
バル「ク、クロモドっ、俺の心は読まなくていいからっ!」
ピン「バルマン?なに慌ててるの?」
バル「あ、慌ててなんか、な、ないぞっ?!」
クロ「……隣………国…の」
バル「だから、俺の心は読まなくていいっ!」
クロ「………あまり騒がないでくれないか?…うまく読み取れない」
バル「っ!!?ソ、ソ、ソーマはどうしたっ?!!」




ソマ「…ナギさん、こんなところにいたんですね…」
ナギ「あら?ソーマさん、どうしたんですか?」
ソマ「…ナギさんを迎えに来たんです」
ナギ「えっと?…そういえば、いつの間にかみなさんいなくなっていたみたい…」
ソマ「……ハハハ…」




ロト「ソーマさんなら、ナギさんを探しにいってますよ」
バル「そ、そうか…」
ピン「…?ソーマと関係のあることなの?」
バル「!?ちっ、違うぞ?ただ、ソーマがいないから、気になった、だけ、だ」
ピン「…怪しいなぁ」
バル「あ、怪しくなんか、ないぞ!?」
クロ「…リン…デ……ル……王…国……」
バル「わーっ!!?アエルロトたのむなんとかしてくれっ!!」
ロト「……そうですね、確かクロモドさんの魔法は20分程度しかもたない、ということでしたよね?つまり…」
バル「そ、そうか!20分だけ逃げ切ればいいんだな?よし、俺は逃げるぞ!!」
ピン「あ、バルマンが逃げた!」
バル「…ぐぁーーっっ☆×△※★*☆□」
クロ「…すまない。…なんだか銃の調子が悪いみたいだ」
バル「嘘をつけっ!氷の塊が俺をホーミングしているのを見たぞ!?」
ピン「ロボッ、バルマンを捕まえるよ!」
クロ「…アルポンス、あいつを逃がすな」
アル「アウ、アウッ!」
バル「なんで俺がこんなめにーっ!!?」



ルコ「…なんだかずいぶん…その……にぎやか、なんだ…?」
イリ「…いつもこのくらいよ…?」




ルコ「(お姉ちゃん、これから私うまくやっていけるかどうか、とても不安に思っています…)」
作品名:タルタロス日記 作家名:unidenti