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ささくれを剥ぐ 君の瞳に浮かぶ
総じて捲れ上がる骨肉の希望
絶やす事なかれと燃ゆる明日

誰それの為の正義か知れず
邪に帰す道とも知れず
愛もせず 恋いもせず
会いもせず　乞いもせず
表裏一体の解にも添えず

惑い戸惑い夕暮れうらぶれ
最後の足場を見失う

堪えぬ闇の底を見据えて
最初の産声を張り上げる
泣き無きの理で橋を掛けた
掬い巣食う波を払うため
不義の不浄で橋を駆けた


メビウスの輪が爛れ朽ちて
口頭の死が訪れるまで
生の始まりが訪れるまで