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のび太のBIOHAZARD『ENDLESS FEAR』

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B(空中では"S")
知能(INTELLIGENCE)
D
機動力(MOBILITY)
D
量産性(COST PERFORMANCE)
A
弱点部位(WEAK REGION)
腹部
弱点性質(WEAK PROPERTY)
高熱、焼却、冷凍、強酸
肉体損傷による戦闘力減衰値
80%
総合評価(GENERAL PERFORMANCE)
C
備考
一般的なモデュレイテッドB.C.W.の性能の生物兵器。個体の戦闘力は低いものの、高い量産性により、少ない費用で量産が可能なB.C.W.。『ブレイディモス』の改良型のB.C.W.である。空間に完全に固定されたかのようなホバリングや、高速での急激な方向転換など、複雑で敏捷な飛翔を熟(こな)す等の高い飛翔能力を持っており、更に、掴み掛かっての酸攻撃等、『ブレインディモス』よりも多彩な行動が可能となった。』
上の記述を見た玲は言う。
「この生物兵器、さっき動力室にいた奴だわ」
 玲のその言葉を聴いた巌は言う。
「さっきの場所に生物兵器がいたのか?・・・で、状況はどうだった?」
 巌がそう言うと、玲は巌の言葉に応える。
「動力室の数メートル上空に5体程飛んでいたわ。戦闘能力はそれ程高くなかったわ。あの時は、『ベレッタPx4』と『ベネリM3』、後は、40mm榴弾一発で対処出来たわ」
 玲がそう言うと、巌が言う。
「じゃあ、これに書いてある通り、一体一体の戦闘能力は低いって事だな」
 巌がそう言うと、玲が真理奈に言う。
「次は、『CODE:002『スプリット』』を参照してみて」
 玲のその言葉を聴いた真理奈は、前のページに戻ってから、『CODE:002『スプリット』』の欄をクリックした。すると、次のページが出た。
『CODE:002『スプリット』
全長(SIZE)
中型
破壊力(POWER)
B
装甲(ARMOR)
D
生命力(VITALITY)
B
敏捷性(AGILITY)
A
知能(INTELLIGENCE)
B
機動力(MOBILITY)
B
量産性(COST PERFORMANCE)
B
弱点部位(WEAK REGION)
頭部
弱点性質(WEAK PROPERTY)
高熱、強酸
肉体損傷による戦闘力減衰値
50%
総合評価(GENERAL PERFORMANCE)
B
備考
モデュレイテッドB.C.W.である生物兵器だが、敏捷性、機動力が高く、実用性は高い。更に、視覚による認識方法を使っておらず、空気や地面の振動で獲物のだいたいの位置を捕捉し、獲物の体臭で、獲物の正確な位置を割り出す。また、敵の体勢を崩し、喉元に鎌状の爪を突き刺して抉り、敵を即座に絶命させる特性を持っており、これからの活躍が期待出来るN.A.C.B.C.W.である。』
上の記述を見た聖奈は言う。
「この生物兵器! さっき戦った生物兵器だわ!」
 聖奈がそう言うと、燐が言う。
「確かに、この画像を見ると、さっき襲い掛かってきた生物兵器そっくりだな」
 燐がそう言うと、のび太が言う。
「ええ、それに、これに書いてある通り、奴の動きはかなり速い方でした」
 のび太がそう言うと、巌が言う。
「どうやら、『ナムオアダフモ機関』側は、俺達を楽に通してくれる気はなさそうだな」
 巌がそう言うと、のび太が言う。
「でも、此処まで来てしまったんですから、後は進むしかないと思います」
 のび太がそう言うと、巌が全員に言う。
「よし! 地下水路の探索も一通り終わった事だし、そろそろ上に戻るぞ」
 巌がそう言うと、その場に居る全員は一階に上がって行った。

無事に一階に上がり、ロビーに戻ると、スネ夫とジャイアンと迅がいた。
「おい! 遅えぞお前ら!」
 一番最初に叫んだのはジャイアンだった。すると、のび太が言う。
「いや、向こうでも色々あってね」
 のび太はそう言うと、今まであった事をジャイアン達に話した。
















数分後、のび太が地下であった事を話し終えた。
「成る程。だったら遅かったのも頷けるな」
 のび太の話を聴いたジャイアンはそう言った。すると、スネ夫も喋る。
「地下でそんな事が起きてたのか・・・。だったら、此処の探索を進めていくと、また、奴らの様な奴に会うかもしれないね・・・・・」
 スネ夫が尻込みした口調でそう言った。どうやら、不安を感じているようだった。しかし、スネ夫は続けて喋る。
「さっきも、いきなりゾンビが襲ってきたし、僕達、無事に生きて帰れるのかな・・・?」
 スネ夫がそう泣き言を言うと、のび太がスネ夫を励ます。
「大丈夫さ!今までだって何とかしてきたんだ!今回だってどうにかなるさ!!」
 のび太がそう言うと、ジャイアンも言う。
「のび太の言う通りだぜ!泣き言なんか言っても始まらないだろ?」
 ジャイアンが大きな声でそう言った。そして、ジャイアンは続けて言う。
「それに、迅さんだってすげえじゃねえか!ゾンビがガトリング砲で撃ってきた弾丸を全て弾いたんだぜ!」
 ジャイアンがそう言うと、聖奈が驚きながら喋る。
「え!?本当にそんな事ができるんですか?」
 聖奈がそう言うと、迅は聖奈の言葉に応える。
「ええ、私の先代が編み出した剣術がありますからね」
 迅はそう応えた。すると、巌が言う。
「……前から思ってたんだけどよ。その、…剣術っていうのは、そんなに便利なものなのか? 実際飛んでくる弾丸を斬れるとは思えないんだが?」
 巌が迅にそう訊くと迅は巌の言葉に応える。
「本当に弾丸を斬っている訳ではありません。弾頭の側面に掠らせるように刀の刀身を当て、弾道を逸らすことで弾丸を避けているのです。ちなみにこの技を『葉』といいます」
 迅がそう言うと、再び巌が言う。
「―――――――――とても人間技とは思えないな」
 巌がそう言うと、迅が言う。
「確かに、普通の人間が使える様な技ではありません。この技を扱うには、空気の流れを肌で感じ取れるようにならなければなりませんからね。でも、のび太君なら出来そうですね」
 迅がそう言うと、のび太は驚いた。
「え? 何でそこで僕?」
 のび太は驚いて迅にそう訊いた。すると、迅はのび太の言葉に応える。
「いえ、実は、のび太君が虎の生物兵器と戦っていた時に、その様子を見ていたんですよ。それで、のび太君の戦いぶりを見て、『のび太君なら、『葉』等の難しい技も使える様になるな。』と思った訳です」
 迅がそう言うと、のび太は、
「――――――――とてもそうは思えないけどなぁ〜」
 と呟いた。
「前置きが長くなったな。此処で喋ってても始まらないから、早い所『ナムオアダフモ機関』の探索を再開するぞ。先刻と同じく、3つのチームに分かれて探索を行う。…と言っても、エレベーターを上がって、分かれ道があるまでは、固まって行動するけどな。取り敢えず、エレベーターに急ぐぞ」
 巌が全員にそう言うと、9人全員は、エレベーターに乗り込んだ。