二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

のび太のBIOHAZARD『ENDLESS FEAR』

INDEX|66ページ/95ページ|

次のページ前のページ
 

 織恵がそう言うと、のび太が応える。
「『F.I.A.S.S.U.F.E.』っていう、日本政府直属の極秘軍事組織らしいけど」
 のび太がそう言うと、織恵は言う。
「どうも、ぴんとこないなぁ」
 織恵はそう言った。すると、のび太が言う。
「まぁ、極秘ですし、聞いた事はないでしょうね」
 のび太はそう言った。すると、織恵が言う。
「じゃあ、その道のプロフェッショナルがいるから、その人に、銃の扱い方を訊いて、銃を持ち歩けって事ね」
 織恵がそう言うと、のび太が応える。
「まあ、そんな所です」
 のび太がそう言った。




会話をしながら戻っている内に、巌達の所に着いた。すると、巌が呆れつつ微笑した様な顔をして言う。
「よぉ、用は済んだか?」
 巌がそう言うと、のび太が巌に話し掛ける。
「ええ、向こうで生存者がいました。話によると、勤務中に生物兵器に襲われたようです」
 のび太がそう言うと、巌がのび太に言う。
「生存者は一人だけか?」
 巌がのび太にそう尋ねると、のび太は応える。
「取り敢えずは、一人だけです。あ、後、渡井さんに銃を分けてあげないと」
 のび太はそう言うと、巌が言う。
「じゃあ、ハンドガンとサブマシンガンとショットガン辺りでいいか。ハンドガンでは、玲の『S&W M&P』がいいな。後、スネ夫と聖奈は確か、ショットガンとサブマシンガンを複数個持ってただろ? すまないが貸してやってくれ」
 巌がそう言うと、玲は『ミドルパック』を取り出し、織恵に着用するように言った。織恵が『ミドルパック』を着用し終えると、玲は『S&W M&P』と9mmパラベラム弾100発を取り出し、織恵に渡した。スネ夫は、『フランキ・スパス12』と30発の12ゲージショットシェルを織恵に渡し、聖奈は、『H&K UMP』と150発の9mmパラベラム弾を織恵に渡した。すると織恵は、背中のホルスターに『フランキ・スパス12』と『H&K UMP』を装着した。そして、ヒップ部分にある4つの弾薬ポケットの中の、2つの弾薬ポケットにそれぞれ『9mmパラベラム弾』と『12ゲージショットシェル』を入れた。
「…………こんな感じかなぁ」
 一通り装備が済むと、織恵はそう呟いた。すると、のび太は言う。
「これで大丈夫だと思いますよ」
 のび太がそう言うと、織恵は言う。
「……さっきも言ったけど、私射撃なんてしたこと無いんだけど………」
 織恵が不安そうにそう言うと、巌が言う。
「ああ、射撃に関してはのび太が教えるから、そいつに訊いてくれ」
 巌がいきなりそう言ったので、のび太は驚いた。
「え、僕が教えるんですか!」
 のび太がそう言うと、巌は応える。
「射撃に関しては俺よりのび太の方が上だからな。それに、真理奈にも戦闘技術を教えたんだろ?」
 巌がそう言うと、のび太は言う。
「別に教えたって訳じゃないですけど……」
 のび太がそう言い訳したが、巌は初めからのび太に任せようとしていたらしく、結局、のび太が織恵に射撃技術の教授を行う事になった。そして必然的に、織恵は、のび太のチームに入る事になった。
「じゃあ、そろそろ、上の階に行くぞ。まずは10階に向かう」
 巌がそう言うと、全員はエレベーターに乗り込んだ。