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内裏 蓮(だいり れん)
内裏 蓮(だいり れん)
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熊のパディントン第3話

(カラーテレビの視聴シーン→時間逆行でカラーテレビがやってきたクリスマスのシーンを←いいとおもったんですが、さたやみになりました)

こくりこんでじっとみつめています、かえってそうすると、最終的にみな本当のような気がしてきます、が、全部嘘なのです、−−−新しいテレビにみいっているパディントン、もともと熊はあまりテレビというものを好まないと自覚していたのですが、新しいテレビは違います、クマでもじゅう分に面白く、なにを見てもあきません、でも、とくに、手品番組とお笑い番組、そして、サスペンスにくぎ付けになってしまい、−−−(今からぴりつかせる→done)ーーークリスマスから、パディントンの生活が少し閉じこもってしまったのを、バードさんだけが心配してしまっていました、もともと社交的なたちの熊だっただけに、ママレードのビンに前足を突っ込むことも忘れているほどテレビ党になったパディントンは、親友である古書店主のグルーバーさんのいる商店街に行くことすら少し減らしているほどです、さすがに、グルーバーさんと飲むココアの味はまだ忘れられないと見えますが、・・・白黒テレビのころから、テレビというものがどういうものかわかっているバードさんや、ブラウンさんの奥さんやブラウンさんは、むろん自分の仕事がたくさんありますから、まずもってパディントンは邪魔をされずにテレビを見張れます、つまり、これまでできていたことも、おろそかになりがちなわけです、商店街のはじにこないだできたコインランドリーへ自分の汚れものを洗濯しに行くことも、庭のしばふの手入れのお手伝い、好きだった通販のカタログ集め、無論マーマレードのビンにまつわること、バードさんの掃除の手伝い、パディントンが嫌いなお風呂、はたまたたまの日曜大工まで、・・・たしかにカラーテレビはなかなかの発明です、しかし、時間泥棒といえないわけではありません、また、電気代はまあかからない方ですが、壊れたということになればすこし困ります、修理やさんに来てもらわなくてはなりませんし、パディントンもそのときに困るでしょう、しかし、くまといえどやはり壊れてみないとわからないのかもしれません、yや、それ、それ、・・・xくまも、こまったものです、−−−今日はお休みです、みんなで、デパートに行く算段を、パディントンは断ってしまいました、つまり、お留守番にはテレビです、−−−キャラメルポップコーンを用意、準備は万端整っていきます、時計はテレビのうえにありますが、念のために自前のめざまし時計を持ってきます、ひざかけ、ミネラルウォーター、あめ、旅行まくら、歯ブラシ、そしてマーマレードのおおビン、さらには、ラジオまで、ーーーこれはクリケット(野球に似たイギリスの国技)が延長戦に入ったときに必要です(すんません、アメリカやイギリスでは、延長も例外なく放送するそうですが)ーーー