0円ネットオークション(ほぼ同人販売)向け作品サンプル11
(パディントン、港へ通う、ヨットオーナーとお付き合い、乗る)
突端はさすがに人もいず、吹きぶりの中、パディントンたちは思わぬ救われ方です、そう、ジェームズとそのお友達のジーンと、パディントンとで魚を釣りにきたら、いきなりにわかのヒョウ(ひょう=雹=凍った雨)まじりに襲われ、のきしたで凍えそうなところを、ヨットで昼寝をしていたオーナーに船室の中へ入れてもらったのです、これはさすがに運がいいことですヨットは小型とはいえサルベージされた沈没船をベースにしているだけあり、手狭ではありますが、豪勢な内装であって、パディントンははじめてみてずいぶん感心し、もう少し居ていたいな、と思わさせられましたが、まあ、釣りの続きを少しして帰ってきたのでした、ジーンはつりましたがジェームズはおけらでした、パディントンも、−−−うちへかえるとバードさんのオニオンスープが待っていたので、ジーンもいただいて帰ったのでした、その夜(よ)、−−−パディントンは寝付かれませんでした、あのアンティークヨット、あれはちょっとしたもんです、もういちどみてみたい、パディントンは思いました、あした、また行ってみよう、パディントンは、思うのでした、−−−パディントンは商店街の用事をそこそこに、港へと向かうバスへ乗り込みました、