キミは・・・・
気がつくと いつも 隣に キミがいた
楽しいときも 辛かった時も 仲間を裏切り一人飛び出した時も
どんな時でも キミは 隣で微笑みをくれた
無愛想で 甲斐性が無くて 人付き合いも悪い 俺に
優しい空気で そっと手を差し伸べてくれたのも キミ一人だった
優しいキミの 言葉や心で 俺のささくれ立った心も 和やかになっていく
そんなキミが 信じていた人に 何度も裏切られる 傷つけられる
キミの優しい表情が 日に日にくもっていく 苦痛に耐えている
それでもキミは・・・・・ 仲間の為に 自分を殺して 相手を気遣う
どんな時でも キミは 弱音を吐いたりしない
そんなキミを 俺は見ていられない
心やさしいキミを 傷つけるやつは どんな相手だろうと 許さない
そうして俺は キミを裏切り 傷つけた相手に
にらみを付け 荒げた言葉を投げつける
キミは 驚いて 俺の行動を止めようと そばによってくる
攻撃的になる 俺の行動を咎めながら キミは・・・・
そっと俺の 手をつかみ 小さな声で お礼と愛の言葉を ささやく
そんなキミが 俺は 愛しくて堪らなくなる