神様になりました!
チャイムが鳴り響く学校の校門をくぐりぬける生徒たち。
そのなかに、あたし、リィカの姿もあった。
うわぁ、客観的。
「Q,なぜ客観的なのでしょう。」
<A,あなたが死んだからです。>
きゃーっ!人の心をのぞくな、変態!というか誰。
<失礼な!私は変態ではありません!神です!>
・・・イタいやつだ。
<マジですから!>
論より証拠。
<では証拠。>
そう自称神が言うと、まわりのものが集まって、ウサギやイヌの形をなし、あたしの周りで飛んだり跳ねたりしはじめた。
「神です。」
<でしょう?(ドヤ顔)>
でもさあ・・・。
「あたし、死んでないよ?」
<じゃあ、あれなんです?>
そう言って、神が指差したものは・・・。