星歌舞闘戦姫AKBGFD EVOL 第1章
バクトは仰向けになったホバートラックを見ると、兵士が発砲していた。
ガラパゴス州軍兵士1「はあ・・はあ・・はあ・・はあ・・・・化け物・・・あっちより・・・こっちを見やがれ・・・・。」
バクトを挑発する兵士。バクトは徐々に近づくが、兵士の口元が笑った・・・・。
ガラパゴス州軍兵士1「ははは・・・・俺と一緒にくたばれ!!。化け物!!。」
カチッ・・カァァァァ・・・・・バゴオオオオオオオオオオオオン・・・・・。
ホバートラックに搭載している強力な爆弾「ブラストボム」で、バクトを道連れにした兵士。これをもろに食らったバクトは破壊されたが、残りの3機のバクトが降り立った。
チュチュチュチュウウウウウン・・・・・ズウウン、ズウウン、ズウウン、ズウウン・・・・。
その場に去るバクト達。その様子を遠くから見ていたあむ。
日奈森亜夢「・・・よし。」
そう言うと地下鉄へ行くあむ。地下鉄ではアムリ達が待っていた。
日奈森亜夢「みんな、よく聞いて・・・。この地下鉄は、オーシャンアイランドシティーのシンボル・オーシャンアイランドシティーの地下に通るの。オーシャンアイランドシティーの近くにファイサル宇宙港があるから、そこに行けば、何とか宇宙港に行けるわ。」
華凶院アムリ「なるほど・・・・でも、どうやって地下鉄を通るんですか。ここを歩いても4時間以上掛かりますが・・・・。」
日奈森亜夢「このホームの何処かに、連絡用の運搬列車があるはずだから、手分けして探すわよ。」
華凶院アムリ「あ、はい。」
アムリ達はホーム中を探索し、連絡用の運搬列車を見つけたが・・・。
日奈森亜夢「・・・駄目だわ・・・バッテリーが切れている・・・。」
華凶院アムリ「あ、でも・・・充電用のエネルギーパックがありましたけど・・・。」
日奈森亜夢「破損している部品が多いのよ・・・修理するのに時間が掛かるわ。」
華凶院アムリ「そ、そんな・・・・」
エウレカ・レントン「・・・!。」
華凶院アムリ「どうしたんですか、エウレカさん?・・・ん?。」
エウレカが何かを気づいて、その視線を見るアムリ。壁に何か黒い影が覗いていた・・・。
ウォーリー「ア・アア・・・・ウ、ウォーリー・・・・」
華凶院アムリ「あ、あれって・・・・輸送艇に会った・・・。」
日奈森亜夢「あの時のロボット!。何でここに・・・?。」
それは墜落した輸送艇にいた作業ロボット「ウォーリー」であった。どうやらアムリ達の後を追って来た様だ。さらに、ウォーリーは破損している部品を素早く修復するすと、連絡用運搬列車を動かすことが出来た。これで、オーシャンアイランドシティーの地下へ行けるようになった。
華凶院アムリ「あ、ありがとう。あ、そうだ、あなたの名前は?。」
ウォーリー「・・・・ア、アア・・・ウ、ウォーリー・・・。」
華凶院アムリ「ウ、ウォーリー・・・・いい名前ね。」
ウォーリー「ア、アア〜〜〜〜・・・・・。」
嬉しそうにダンスをするウォーリー。アムリはある事に思い付いた。
華凶院アムリ「ねえねえ、あむちゃん。この子も連れてってもいいでしょ?。」
日奈森亜夢「あのねえ・・・こんなオンボロのロボットを連れてどうするの?。足手まといになるだけよ・・・・。」
華凶院アムリ「で、でも・・・この子のおかげで、列車が動けるようになったし、何か役に立つことになるから、ねっ、お願いっ!!・・・・。」
日奈森亜夢「・・・はぁぁぁぁ・・・・・好きにしていいよ。」
華凶院アムリ「あ、ありがとう、あむちゃん。よかってね、ウォーちゃん。」
ウォーリー「ウォーリィィィィィッ。」
日奈森亜夢「ハァァァァ・・・・何か・・・厄介事に巻き込まれた気がする・・・・。」
あむの悩みを他所にウォーリーを仲間にしたことを喜ぶアムリ達。一行は、連絡用運搬列車を乗り、オーシャンアイランドシティーの地下鉄へ向かった。一方、地上では・・・・・。
作品名:星歌舞闘戦姫AKBGFD EVOL 第1章 作家名:kimutake