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転生 魔法の力 3

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いつまで、この空間にいればいいんだ?
そんなことを考えていると遂にその時が来た。
「海陰 守さん。準備ができましたよ!」
「遂に来たか・・」
この時をいったいどれ程待っただろう。
今、時間は分からないが、それなりに経っているだろう。
「え~と、一応確認しますが。転生する世界は魔法少女リリカルなのはの世界で間違いありませんね?」
「はい、間違いありません」
「はい、それじゃ能力について軽く説明します」
「能力?」
「はい、やはり一応魔法で戦う事もありますんで」
能力。転生ものの物語では何かしらの能力を得るのがお約束だ。
やはり、漫画も現実も同じなんだと改めて思った。
「はい、これをどうぞ」
「これは?」
それは青く丸い宝石だった。首に巻けるようになっている。一種のアクセサリーのようにも見える。
「それは、デバイスといって、簡単にいうと魔法をしっかりと使えるようにするものです。デバイスを初めて起動する時の言葉はそれに組み込んであるので、後で読んでください」
「はい、分かりました」
「あと、そのデバイスの名前はブルー・アースです」
「ブルー・アース・・」
「それじゃ、転生を始めます」
作品名:転生 魔法の力 3 作家名:神霊