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転生 魔法の力 7

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俺は生きている。
さっき、かっこつけた言葉を言ったものの内心では、震えていた。まだ、俺も未熟だなと、口の中で呟いた。
そして、俺はそんな危機的状況から助けてくれた人を見る。
人とはいっても少女で、今の俺の年齢と変わらない体格をしている。服装はどこかの学校の制服を元にした、デバイスを起動した時にきるバリアジャケットだ。所々に青い線がはいっていて、胸の中央には赤いリボンが結ばれている、白い服を着ていた。顔はというと、あどけないという表現がよく合う少女の顔だ。少し茶色ぽい髪を白いリボンで左右に結っていた。いわゆるツインテールだ。そんな彼女の手には杖がある持ち手は白い。そして、先端には黄色のまるで三日月のような物が付いていて、その中央には大きな赤い宝石が一つ付いていた。それが、デバイスを起動した時の姿。
そして、彼女のデバイスは・・
「レイジングハート・・」
「え?どうしてこの子の名前を知っているの?」
やばい。アニメで見たことがあるとはいえ、言っちゃた。さすがに臨戦体勢になっている。
「ごめん、いっちゃまずかった?」
「それより、どうして名前を知っているの?」
「いや、俺も君と同じような立場だから」
「?」
作品名:転生 魔法の力 7 作家名:神霊