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彼女は訳が分からない顔をしていた
それもそうだ。いきなり出会って間もない人に自分と同じ立場の人間だといきなりいっても理解できないだろう
「だから、君と同じように俺は魔法を使えるて、言ったらいいかな？」
「つまり、あなたも魔導師てことなの？」
「あぁ、合っているよ。でもまだ魔法は扱ったことがないけどね」
「なんで、私と同じなら・・」
「それは立場上での話で、まだデバイスも起動してない、ひよっこ魔導師なんだよ」
「それでも、私と変わらないよ私もひよっこ魔導師だし」
「ありがとう・・」
「え？」
「いや、なんでも。そういえばまだ自己紹介してなかったね」
俺はそういうと左手を差し出していった
「俺の名前は、守。海陰　守だ。君は？」
「なのは。高町なのは。よろしくね守君！」
「うん。こちらこそよろしくなのは」
そして、俺たちは握手した
これが、俺、海陰　守にとっての本当の物語の始まりだった。