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愛してる愛してる、私はアルトくんを誰よりも愛している。
だってだって、私はすごくアルトくんが好きなんだもの。
いつも、いつもアルトくんのことを考えている。
好きだよ、好きだよ。アルトくんの事が大好きだよ、って。
ねむるときも、うたうときも、番組の収録中も。
もちろん、お風呂に入って居る時も、誰かとしゃべって居る時も。
ずーっと、ずーっと、アルトくんのことばかり考えている。

ねえ、アルトくん、知ってた?
私、アルトくんの本当のおうち、知ってるんだよ?
アルトくんが教えてくれなかったから、
アルトくんの兄弟子さんの後ろをついて行って、アルトくんのおうち見つけちゃった。
やったね。これからは一緒にいけるね。

あと、それとね、私、いっつもアルトくんのことをみてるの。
あのさ、今の時代、カメラとかすっごく発達しているじゃない?
だから・・・ね？＿
私、それをアルトくんの全てにこっそりくっつけちゃったんだー!!!。
だからね、アルトくんが誰としゃべってるかとか、シェリルさんとなにをしているかとか、
ぜーんぶぜーんぶ、知ってるんだよ？
私にアルトくんのことでわからないことはないんだ。
血縁関係、生年月日、血液型、個人情報、SMSでのアルトくんとか…ぜーんぶぜーんぶ、知ってるんだから。

私のアルトくんへの愛はこんなものじゃない。
もーっともーっと広くて大きいのよ。
私、アルトくんのしたことなら全て許容してあげれるくらいの。
だって、アルトくんが殺人を犯しても、許してあげるし、
私以外の女の人と“そんなこと”をしてもぜんぜん許して上げれるし、
それでね、それでね、アルトくんが私にひどいことをしてもぜんぜん大丈夫なんだよ？
アルトくんにされることならなんでもいいの。
むしろ快楽なの。

ねえ、ひとつ聞いてもいい?
ねえ、なんでアルトくんは真赤かなのかなぁ?
それに私のお話、聞いてる??
御返事してよ・・・
それになんか体にいっぱい穴があいてるよ？
なにそれ、おかしい。はやりなの?
ぜんぜん、アルトくんに似合ってないよ。
誰が選んだの?シェリルさん?…やっぱり?
もーアルトくんは浮気しいだなぁ。
でも、許してあげるよ。わたしはアルトくんが大好きだから。

そうそう、あのね、今私のお腹に赤ちゃんがいるんだよ?
それもちゃんとしたアルトくんの赤ちゃん。
・・・ちゃんとしたって、なんか表現おかしいよね?
でもね、でもね、アルトくんの赤ちゃんなの。
よかったね、アルトくん。御父さんだよ?
だから、結婚しよっ?ね?いつまでもアルトくんが私を避けて結婚してくれないから…。
ずーっと、シェリルさんとこにいたの、知ってるんだから、私。
でも、許してあげるよ?ね？私って優しいでしょう??


……なんで、返事してくれないの?
どうしてどうして…?…もしかして、眠っちゃってる?あはっ、おっかしいなぁ…。
人が話してるときに眠るってどうかとおもう。
でも、そんなアルトくんも私は大好きなの。アルトくんのことならなんでも、なんでもね…好きだもの・・・。
そうそう、アルトくん、シェリルさん、いるでしょ?
なんかね、数日前から失踪したーって報道されてるけど、おっかしいよねえ。
シェリルさんは、私とアルトくんのおうちにいるんだから。
でもね、シェリルさん、目を覚まさないの。
それにね、なんか、トマトジュースかな?なにかをぶちまけちゃったみたいで
アルトくんと同様、真赤なんだよ。
もー、どこまでも御揃いがいいって?最低だなあ。シェリルさん。
あ、でもでも、アルトくんは最低じゃないよ？かっこいいよ、大好き。