転生 魔法の力 24
フェ:一つだけ聞いてもいい?
ま:なに?
いきなりの質問だったが聞かれることはだいたい分かっていた
フェ:あなたは時空管理局の人間?
時空管理局。その名のとおり、ミットチルダに本部があるいやば時空の警察みたいなものだ
ま:名は聞いたことがあるけど
フェ:それとのつながりは?
ま:つながりなんて無いよ。ただ、デバイスを貰った時に聞かされただけだ
フェ:あなたにデバイスをあげた人は?
ま:その人は時空管理局の人じゃなかったよ。それならどうして俺にデバイスを渡す必要があるんだ?
フェ:・・・・
再びの沈黙。そして
フェ:フェイト
ま:え?
フェ:フェイト・テスタロッサ。あっちにいるのは私の使い魔のアルフ
まさか本当に教えてくれるとは思わなかった。まぁ、危険性がないから教えたのだろう
ま:そっか、フェイトとアルフね。うん、ありがとな
そう言って、デバイスを戻しバリアジャケットから普通の服装へと戻った
フェ:なんで・・
ま:うん?
フェ:なんでデバイスを解除したの?
ま:なんでって
そこで一拍おいて俺は言った
ま:君は不意打ちみたいな事は絶対しないから
作品名:転生 魔法の力 24 作家名:神霊