私立暁学園!
そこに、一人の邪青年が入学しようとしていた。
彼の名は飛段、不死身で馬鹿だ。
彼の伝説は数しれず、入学式の時に居眠りをして生徒会長であるペインの神羅天征の洗礼を受けたりなど、様々な武勇伝があるのだ。(しかしそれは彼がバカゆえに起こること)
そしてまた、彼はある学校のある有名人と仲が良いことでも有名人であった。
「角都! 飯食おうぜ!」
「断る」
「え…?」
「冗談だ」
そう、彼は学校の有名人、角都の下僕だったのだ!
「ちょっとまてぇぇぇい! 俺は角都の下僕じゃねぇ!」
「違うのか飛段」
「え!? い、言われてみればそんな気もしてきた…」
「バカで助かる…」
「え? 何か言った?」
「いや? なにも」
現在、飛段と角都は学園内のベンチで話し込んでいた。お題は飛段は誰の下僕であるかについてだ。
「あの~…僕、そもそも考え直して見たら下僕じゃないんですけど…」
「そうだな。で、それが?」
「え!? だったらさっきまでの俺の妄想は!?」
「知るか…お前のような馬と鹿など知らんわ」
「…何言ってんの角都、俺、馬でも鹿でもねぇぞ?」
「……………」
と、こんな感じてさりげない日常はすぎて行きます。
ここから先、飛段と角都を待つ運命とは!
そして今回出てこなかった暁の皆さぁん次回こそは出てきてくださいねぇ!
「…そのつもりだ、うん」