転生 魔法の力 38
戦うことのそれぞれの意味
守は家にいた。ずっと頭の中で響く言葉
あなたを倒す!
その言葉が頭から離れない。あの後フェイトと話し、夜の十二時に戦う事にした
そして、フェイトと別れた後なのはの様子を見るために月村家にお邪魔しようと思っていたがやめた。今はなのはも疲れているだろうと思った。肉体的にも精神的にも。フェイトとの戦いで傷つき、みんなを心配させたことで、疲れているだろう。そして今に至る
ま:戦いが起きたか・・・
ベットに横たわりながら守は呟く。時間は後一時間グズグズしてはいられない
ま:ブルー・アース、セットアップ
デバイスを起動させ、バリアジャケットを着た
辺りは暗く、賑やかな町だったとは思えない程だった
ま:本当にやるのか?
フェ:私はやります。戦わなきゃ得られないから
フェイトは既にデバイスを起動させていた。その横にはフェイトの使い魔であるアルフがいた
ア:本当に大丈夫なのかい、フェイト。やっぱりあたしも手伝った方が・・
フェ:大丈夫だよ、アルフ。私は負けないから
ア:フェイトがそう言うならいいけど。もしもの時はね
フェ:ありがとう、アルフ
そう言って二人の会話は終わった。
作品名:転生 魔法の力 38 作家名:神霊