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戦う理由。以外と簡単に見つけてしまった事に守は笑うしかなかった
フェイトを守りたい。別の考え方では異性として好きだからとも思われてしまうような内容だった
たしかに守自身、フェイトの事が好きだ。しかし、彼女がこの先歩む結末を変えたいとも思った。悲しい結末を変えたい。好きな感情と共に芽生えた思い
戦うべき理由は簡単だった。誰かを守りたい。それだけで十分だった
ま:フェイト。お前は何のために戦っているんだ？
フェ:へ？
ま:誰かのためにか、自分のために戦っているのか？どっちなんだ？
フェ:・・・・・
動揺しているフェイト。しかしそれはすぐ終わった
フェ:自分のために私は戦っている。誰かのためじゃなく自分のために・・
嘘だと気づく。でも嘘じゃなかった
大切な人のためにフェイトは戦っている。それは自分にとって自分のためにも大切な人のためにでもあるからこそ、フェイトは真っ直ぐに答えることができたのだ
ま:そっか・・・。分かった。じぁ始めるか！
フェ:最初からそのつもりです
俺はこのとき笑っていた。戦う目的を見つけた。なら後はそれを実行に移すだけなのだから
戦うことで救ってみせる。自分の戦うべき理由を果たすため