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ま:ビンゴだな・・
その言葉が意味していたのは何なのか私には分からなかった
でも、理解できるのは私の首に彼のデバイスによって形成された魔力の刃が当てられていることだけ
ま:やっぱりな。さっきの遠距離魔法、フェイクだろ？
読まれていた。なんで、何で分かったの？
ま:簡単だよ。フェイト、お前の戦いは高速移動による死角からの戦い方だ。前の戦いでそれは分かったからな
前の戦い、彼と初めて会った日。あれだけの短時間で読まれていた。戦い方を
ま:でも、高速移動しても先読みされちゃ意味がない。だから遠距離魔法で相手が注意をそれに向けている間に移動すれば読まれない
正解だった
私の攻撃は高速移動からの奇襲攻撃。でも相手に読まれたら意味がない。だから、遠距離魔法によって意識を向けさせて移動すれば読まれないと思ってやった
だけど、こんなにも早くやぶられた
やっぱり彼は強い
ま:まぁ、でも俺の首にも刃が当てられているから引き分けか
そう、やぶられたけどバルディッシュの刃はしっかりと彼の首に当てられている
ま:引き分けだけど、もう一回やるか？
私は首を横に振った
ま:なんでだ、戦闘経験じゃフェイトの方が上だろ？
それでもだめ