新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第64話
ギュギュグヴァアアアアアアアアアアアアッッ!!!
2体揃ってグレートファイバードに向け破壊光線を放つ。あえてグレートファイバードはそのまま攻撃を受けてみせる。相手への威嚇の意味も意図して。
ドォドォゴグアアアアアアアアアアアッッ!!!
ザンバラス星人は、仕留めたと思ったのか2体揃って攻撃の手を緩める。しかし爆炎が晴れた場所からは、グレートファイバードが姿を見せた。
ザンバラス星人 「ギギギギヴォ??!ヴフュヴウウウウウッ!!!」
ギュヴァアアッ、ドォァ、ドォアッ、ヴァズアッ、ドォアドォアドォアアアアッッ!!!
再度仕留めようと破壊光線を乱発し始める。連続で攻撃が中るが、全く効果はないようだ。爆炎の中よりその勇姿を見せる。
グレートファイバード 『気は済んだか・・・・?今度は俺から行くぜっっ!!!』
ギュドォオオオオオオオオオオオオッッッ!!!!
急加速して突っ込むグレートファイバード。2体のザンバラス星人をバーニングソードで鮮やかに斬り捨てる。
ザンバラス星人A・B 「ギギグッ??!」
グレートファイバード 『でやあああああああああっっ!!!!』
ギャザヴァアアアアアアアッッ、ズドォシュギャアアアアアアアアンッ!!!!
ギャドォズドォドォオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!!
斬られたザンバラス星人2体はその場で爆発・爆砕した。だが、その正面にいた彼らのUFOが突如変形を開始し始めた。モノアイを持ったハイゴックのようなシルエットのロボットへと変形。だが、両腕のアームはハサミになっており、頬に当たる部分にはビームキャノンが装備されている。
ザンバラスロボ 『・・・・!!!』
ギュズドォオオオオオオオオオオオオオッッ!!!
グレートファイバード 『バーニングフィールドッッ!!!!』
ディギャズウウウウウウウウウウウウッッ!!!
バーニングシールドが発生させたディフェンスフィールドが攻撃を完全にシャットアウト。ザンバラスロボはモノアイを光らせると、背部のバーニアで加速しながらグレートファイバードに突っ込んでいく。
グヴァッ・・・・・ドォオオオオオオオオオオオオオッッ!!!
ハサミ状のアームを突き出し、思いっきりグレートファイバードにぶつける。
ガドォガアアアアアアアアアアアアアンッッ!!!
グレートファイバード 『っ・・・・!!!』
バーニングフィールドによってダメージはシャットアウトされているものの、衝撃の反動がグレートファイバードに伝わる。そして何度も何度も繰り返し、クラブアームを突きつける。
ガドォオッ、ガドォオッ、ガドォッ、ガドォオッッ、ガドォオオッ、ガドォオオ・・・!!!
グレートファイバードは次の攻撃を受けた瞬間に、フィールドを解除して一旦後退する。
ガドォオオオン・・・・ギュゴッッ!!!
空振りする攻撃。だが、ザンバラスロボは両腕をかざし、開かれた左右のクラブアームからビーム過流を撃ち出す。そのビーム過流はグレートファイバードに直撃する。
グンッッ・・・・ギュゴババアアアアアアアアアアアアア!!!
グレートファイバード 『!!!』
ドォヴァギュドォゴゴゴオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!
爆炎に包まれるグレートファイバード。更にそこへザンバラスロボが加速する。次こそは仕留めるつもりのようだ。ザンバラスロボが爆煙に急接近。グワッとクラブアームを突く。まさにその刹那だった・・・。
グゴファッッ――――ザギャダアアアアアアアアアアアアアアンッッ!!!!
ザンバラスロボ 「・・・・??!!」
爆煙を斬り裂き、バーニングソードがクラブアームを破断した。爆煙の中からはほぼ無傷のグレートファイバードが飛び出す。
グレートファイバード 『はぁあああああっっっ!!!!』
ディガドォオオオオオオオオオッッ!!!
更にそこから蹴りを入れて、ザンバラスロボを吹き飛ばす。そのタイミングで澪は、太陽の翼のBパートの歌を届け始め、彼女の奏でるメロディーと共に必殺技が繰り出される。
♪ BGM 「太陽の翼」Bパート 澪Ver
ファイバード 『バーニングソード・・・チャアアアアジ・アアアアアップッッ!!!』
ヴィギュアアアアアアアアアッッ!!!!
額から光りを空へ走らせバーニングソードを空へと切先を向ける。吹き上がるバーニングエネルギーの炎が上空へと舞い上がり光りを解き放つ。
弾けた光りの閃光が降り注ぐ中、巨大なフェニックスのオーラがゆっくりと浮上する。
そのオーラはグレートファイバードと融合。オーラと一体となったグレートファイバードは、バーニングソードを振りかぶり、加速しながら上昇していく。
ギュオオオオオオオォォォォォオオオオオォォォォォオオオオオォォ・・・・
舞い上がったグレートファイバードは、フェニックスのエンブレムのオーラを一瞬発生させ、斜め上上空より一気に斬り掛かる。
グレートファイバード 『バーニング・スラアアアアアアアッシュッッッ!!!!』
ギュゴッッ―――――ザギャヴァアアアアアアアアアアアアアアアアンッッッ!!!!
切断の刹那に炎を噴き飛ばしてザンバラスロボが烈断された。グレートファイバードの背後で破断部を爆発させ、直後に全身を大爆発させた。
ディヴァギャアアアアアアンッッ、ヴァドォドォゴヴァヴァドォギャガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッッ!!!!
勝利を決めたバーニングソードの刀身から粒子のようにバーニングエネルギーが散る。バーニングソードとバーニングシールドを消滅させるように収容し、勝利の証に胸のエンブレムを光らせた。
ヴィギュギュイイイイイイイイイイッ!!!
キュフィキュワァアアアアンッッ――
澪もそのタイミングでBパートを歌い終え、一息をつく。満足気な表情でグレートファイバードを見上げる。
澪 「ふぅ・・・!!さすがだな!勇士朗!!」
澪は吹かれる風に髪をなびかせて、グレートファイバードにサムスアップしてみせる。グレートファイバードもサムスアップして答えた。
一方。その頃のダグオンチームは肉塊型のエイリアン・モンスターと遭遇していた。それらは一箇所に集中し、合体。瞬く間に巨大化。更にムチ状の四肢を形成させ立ち上がった。
グルドゥック・モンスター 「ギュゴイイイイイイ!!!」
ファイヤー・コウ 「おいおいおい・・・こりゃあ、シャイニングダグオンの出番だな!!!」
つづく
作品名:新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第64話 作家名:Kブレイヴ