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隣人部「学園都市?」 または、とある世界のはがない

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 貴様が精神操作をリモコンで行う際は必ず被験者を視界範囲に置く事、
 そしてリモコンによる動作の一瞬に演算によるスキが生まれる事もな」

「でっでも、貴方レベル4じゃあないのぉ!?
 レベル4の操作力じゃあ私の心理掌握を解除できない筈よぉ!?」
「ふっ、甘いな食蜂操析・・・
 私の能力をもっと調べておくべきだったな。
 私は自らの精神の一部を猫に委託する事も出来るのだぞ。
 貴様と対峙した時、私は一計を案じてその能力を行使した。
 そしてその猫を常に貴様の死角に居るように移動させ
 最後に、幸村へ事前に作戦を伝えておけばそれで済んだのだ。
 さて、一つ質問に答えてもらえるならこの檻から出してやらん事もないぞ。
 貴様、ここで一体何をしているのだ?」
「え~っ、それはもう頼まれちゃったからさぁ~☆
 そこに吊るされている理科さんを操れば破格の報酬が得られるのよねぇ♡」
「理科を操ってどうしようというのだ?」
「さぁて、それは例の軍隊さんに聞いてみたらぁ~?
 私も言われるままにやっているだけだしぃ」
「・・・そうか、じゃあもう結構だ。幸村、天井を塞げ」
「ぎょい」幸村が壁に手を当てると、壁のてっぺんが更に盛り上がり
唯一空いていた天井を塞ぐようになり、完全に密室となった。
「ちょっちょ、ちょっと待ちなさいよぉ~・・・」
食蜂が必死に懇願してきたが、夜空は聞く耳を持たなかったようだ。