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半分やるよ。

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~前野サイド~

今日は、待ちに待った体育祭。
そして今から行われるのは
パン食い競争。
「あー俺の番か・・・。」
「達、頑張ってこいよ!」
達がこの競技に出るのだ。
1番になってほしいのが俺の願い。
「あのさ、前野。」
「何だ?」
「お前のために1番になるから、俺だけを見てろよ。他の奴らなんか見んじゃねぇぞ。」
俺のためって・・・嬉しすぎる!
やっぱり達はカッコいいよな。
そう言って達は行った。
そして、達の番。
「位置について、よーい」
パンッ
いっせいに走り出した。
「達ー!!頑張れ!」
達は俺の声に気が付いたのか、フッっと笑ってくれた。
結果は、もちろん達が1位。
なぜか達は、パンを食べ始めていた。
パン食いの競技が終わり、戻ってきた。
「達、パン食うの早いな。」(笑
「ん、そうか?」
達は俺の前にパンを出した。
「なに?」
「半分やるよ。」
「は?何でだよ、達が自分で取ったんだかハムッ!?」
いきなりパンを口の中に突っ込まれた。
「いひなりなんはよ!」(いきなりなんだよ)
「・・・間接食い。」
「!!!」
俺は自分の顔が熱くなるのを感じた。
「ップ、顔真っ赤。」
「誰のせいだよ!」
そんなこと言われたら意識しちゃうだろ。
「ま、俺かっこよかっただろ?」
「おう、達はいつでもカッコいい。」
「惚れんなよ。」
「バーカ、もう惚れてるから!!」
こんな感じでパン食いの幕は閉じた。


終わり




すみません、2人のしゃべり方がわかんなくて
グダグダになりました。
本当にすみません。

10月3日
作品名:半分やるよ。 作家名:しるき