転生 最強の力 4
薄れている意識の中、自分が立っていることに気づいた
そして、目を開けると目の前には少し古びた神社があった
幽夜はすぐ、その神社が何かを分かった
「博霊神社か・・・・」
そして、目の前にはこちらを不快そうな目で見ている人物がいた
変わった巫女装束を着て、掃除でもしていたのか、手には箒を持っていた
博霊霊夢。この神社の巫女にして、幻想郷では絶対に必要な存在
「あなた、誰?いきなり虚空から出てきたけど」
霊夢は警戒しながら幽夜を見ていた
「いや、別に怪しい者じゃない。この神社、いや博霊霊夢あんたに用があるんだ」
「私に何の用なの?」
「俺と戦ってくれないか?」
「やだ、めんどくさい」
即答であった
まぁ、霊夢だからな、と心の中で幽夜は呟いた
「よし、じゃ霊夢。あんたが勝ったら俺が持っている全財産を賽銭箱にいれてあげる」
「よし、戦ってあげる」
即答だった
「それなら、すぐに始めましょ」
そう言った瞬間、霊夢の周りに陰陽玉が出てきた
「そうだな、始めるか!」
そして、幽夜も二丁の銃を構える
「先手必勝!」
いきなり、霊夢が弾幕を出してきた。弾幕と言うより光ったお札にも見えた