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転生 魔法の力 50

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「そこをどいてくれないか、アルフ」
守は自分自身がどのような顔をしてアルフを見ているのかは分からない
しかし、アルフが驚きと恐怖を思っているのは顔見れば一目瞭然だった
「どくわけにはいかない。あたしはフェイト守らなきゃいけないからね。
あんたを通したらヤバくなるだけだ」
そうか、と小さな声で守は呟いた。そして
「マグナム、オン」
デバイスをナックルフォームにしマグナムシステムを起動した
「アルフ、最後にもう一度聞く。どいてくれないか?」
「いやだね」
「分かった。おまえがどかないと言うのなら・・」
その時、アルフは感じた。自分が使い魔としての勘ではなく、狼だった時の野生の勘がはたらいた
それは、殺気だった
獲物を捕らえようとするのではなく、その獲物をただ殺すという感情しかない殺気だ
「おまえを殺してでも進む」
そして、それは勘ではなく確証につながった
いきなり守は足に小さな魔法陣を発生させた
魔力を噴射し、移動するドライブブーストだ
そして、守はアルフの目の前へと移動した
「マグナムシステム、オン」
そして、デバイスにため込んでいた魔力を解放し、右手に魔力を集中させた
「・・・・!」
作品名:転生 魔法の力 50 作家名:神霊