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「ジョン、ジョン！」

「冷蔵庫に何もないのか……仕方ないな、シリアルとミルクで…」

「ジョン！いないのか、ジョン！どこに行ったジョン！」

「……あいつは僕のことを何だと思ってるんだ。なんだ、シャーロック！」

「いたなら返事をしろよジョン！」

「君がうるさく呼ぶからうんざりしてたんだ。僕は君のペットじゃないぞ。（ﾊｧ）」

「ペットじゃない、君は人間だ。」

「まじめな顔で言わないでくれ…で、何か用？」

「パンツを取ってくれないか。」

「……自分でとりに行けばいいだろ？」

「だめだ。今僕は何も身に着けていないから、いける訳がない。」

「ならパンツを履いて寝ればいいじゃないか！」

「それじゃ落ち着いて寝れない。だから早くパンツを取ってきてくれ。依頼人がもうすぐ来る！ほら、ジョン早く！！」

（なら、あのときのシーツ姿で来ればいいじゃないか、あのほうがずっと恥ずかしいんじゃないのか…）

「ほら！早く！！（ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ）」

「くそっ！わかったよ！………………パンツどこだよまったく！」

「寒いから早くしてくれ！！」

「わかってるよ！！！……ほら、パンツだよ。」

「……この色じゃだめだ。」

「パンツなら何でもいいだろ？」

「今日の気分はグレーなんだ。これじゃだめだ。」

「知らないよ君の気分なんて！もういいだよ、この色で。」

「だめだ、今日はグレーと決めてるんだ。グレーのを取ってくれ。」

「なら自分で取りに来いよ！」

「君が間違えて持ってきたんだ、早くグレーのを持ってきてくれ！」

「あー！わかったよ！！…………ほら！」

（宙を舞うパンツ）

「投げるな、ジョン！」


数分後

「さて、依頼人が来る時間だ（ｷﾘﾘ）」

「そう、だな……ﾊｧ」

（なぜ僕が毎日毎日、シャーロックのパンツを取りに行かなきゃ行けないんだ!!!）



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初書きでした。
お目汚しすいません＞＜