転生 最強の力 12
「さて、紅魔館名物の居眠り門番は何処にいるんだ?」
「誰が居眠り門番ですか!」
俺の独り言(笑)に答えたのは、居眠り門番こと、紅 美鈴である
「というか、初対面なのになぜ、そんなこと知っているんですか?」
「有名な噂になっているからだよ。紅魔館の門番は寝ている、て」
「噂にまでなっているんですか!」
驚きを隠せない、美鈴だった
でも、これ嘘なんだけどね
「とりあえず、入ってもいい?」
「なんで入りたいんですか?いや、言わなくても分かりました」
「分かったの?」
「今回のこの異変でここが怪しいと思ったんでしょ。赤い霧と赤い館、いくらなんでも合いすぎますよね」
間違いではないけど、俺の理由は特別なんだけどね
「でも、これ以上は侵入者を許すわけにはいきません」
何人かは侵入させたんだね。なんだろう、強いのか弱いのか分からない人だ
「悪いけど通させてもらうよ」
「それはできませんよ。紅魔館の門番をなめないでください!」
本日、三回目の俺の弾幕勝負が始まった
作品名:転生 最強の力 12 作家名:神霊