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転生 魔法の力 55

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「ふざけるな・・・」
そんな言葉が漏れてしまう程の感情が自分の中にあった
フェイトが、自分の体に傷を負ってまでジュエルシードを封印したことに
「フェイト!!」
フェイトの所を見ると、アルフがフェイトを抱き上げていた
「くっ!!」
怒りの感情を抑え、俺やなのはを見て、フェイトを抱いたまま夜の街へと消えていった
「マスター、追いかけますか?」
「・・・いや、いい」
自分の中ではそうしたかった。でも、怒りにも似た感情を持っている今
間違えたらフェイトをもっと傷つけてしまうと思った
「なのは」
俺はなのはに近づき、話をしようと思った
「なのは」
「守君」
「大丈夫か?」
「うん。私は大丈夫。でもレイジングハートが・・・」
なのはのデバイスのレイジングハートにはひびがあった
それだけで、どれほど傷ついたのか分かった
「なのはは帰って休んだほうがいい」
「守君は?」
「俺も休むよ。さすがにもう無茶はできないしな」
「分かった。それじゃまた明日ね」
そして、なのはも帰っていった
「俺達も帰るか・・・」
自分の中の感情を抑え、俺も自分の家へと帰った
作品名:転生 魔法の力 55 作家名:神霊