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転生 魔法の力 56

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「ただいま・・・と言っても誰もいないけどな」
一人暮らしの虚しさを改めて感じた
時計を見ると、夜中の12時だった
「マスター、大丈夫ですか?」
「体力は大丈夫だけど、精神が大丈夫じゃない」
「やっぱり、フェイトさんのことですか?」
「そうだよ」
フェイトのジュエルシードを封印するために行ったあの行動こそ
俺の精神を怒りで疲れさせた原因だ
あの行動がフェイトの気持ちを表していた
どんな無茶でも大切な人のためなら行う
フェイトにとって大切な人は母親だ
でも、そいつの本当の目的を知っている俺にとってフェイトの行動は本当に健気で怒りを覚えてしまう
お前な母親がお前に対して何をしているのか自分でも分かっているんだろ
と、フェイトに問い詰めたかった
でも、出来なかった
そう問い詰める前にフェイトを壊してしまうかもしれない恐怖があった
だから、戦いが終わったあとフェイトを追わなかった
自分自身に恐怖して
「マスター、こういう日は早く寝ないと」
「・・・そうだな。じゃ、おやすみ」
「おやすみなさい、マスター」
電気を消し、ベットに横になった
やっぱり疲れたのか、深い眠気がきた
そして、すぐに寝息をたて寝た
ぐっすりと
作品名:転生 魔法の力 56 作家名:神霊