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転生 最強の力 14

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「あなたが紅魔館に来た理由を言いなさい」
またこれか、と思わず言いそうになった
とりあえず、パチュリーには理由を言った
紅霧異変の真実を知りたいという部分は言わなかったが
「つまり、あなたはここが今回の異変で怪しいと思ったから入ってきたの?」
「あぁ、そうだ」
「まぁ、紅い霧と紅い館なんていくらなんでも合いすぎるわよね」
それは同感だった。だからこそ、犯人を特定するのは早かったが
「そういえば、この紅魔館の主は何処にいるんだ?」
「この異変を止めに来た白黒の魔法使いと戦っているわ
とはいってもあの魔法使いも博麗の巫女に付いてきてやってきたのだけれど」
「そっか、できれば話をしたかったんだけどな」
「付け加えて言うけど、その主の専属のメイド長も博麗の巫女と戦っているわよ」
まぁ、それは想定済みだ
「じゃ、他にいないのか。主と接点を持っている人?」
「私とあと妹様ぐらいかしら」
「その妹様ていうのは?」
「何で私じゃなかったのかしら?」
「あんたよりも身内の方が知っていると思ってな」
「まぁ、妥当ね。でも止めときなさい」
「何でだ?」
「そうね・・・それについては話が長くなるけどいいかしら?」
作品名:転生 最強の力 14 作家名:神霊