転生 魔法の力 58
「でさぁ~」
「はい?」
俺とユキは学校の制服に着替えていた
たぶん、ユキの服は天使さんが用意したのだろ
「君は何で俺の部屋にいたんだ?」
「天使さんに言われたんです。リリカルなのはの世界に行くなら
もう居る転生者の人の所に行ったほうがいいですね、て言われたから」
あの天使、めんどくなって俺の所に送ったな
「で、君はどうして君は転生したんだ?」
「天使さんが死亡日数を間違えて」
あの天使、わざとやっているのか。もうドジてレベルじゃないぞ
「あの~」
「何?」
突然、ユキの方から話しかけてきた
なんだか申し訳ないような顔をして
「一緒に住めませんか?」
「・・・・・」
やっぱりか。やっぱりあの天使、全部俺に任せるつもりか
しかし、断る理由がない。なら、選択は一つだけになった
「はぁ~。いいよ、一緒に住んでも」
「本当!ありがとう!」
まぁ、こんな笑顔見せられたら断れないよな
「改めまして、白花 ユキです。元の世界では15歳でした」
「海陰 守だ。同じく元の世界では15歳だった」
「同い年なんだ。よろしくね、守!」
「あぁ、よろしくユキ」
作品名:転生 魔法の力 58 作家名:神霊