転生 雷剣の力 0
目を覚ました場所は部屋全体が真っ白になっている場所だった
「俺はいったい何でここに？」
「それはあなたが死んだからです」
問いに答えてくれたのは同い年ぐらいの少女、いや背中に羽があった
たぶん、この人は
「あなたは天使か」
「ご名答です。あなたを死なせてしまった天使です」
「俺を死なせた？」
「あなたの死亡日数を間違えてしまい今日死んだのです」
手違いで死んだ。滑稽な話だ
「で、俺はどうなるんだ？」
「御詫びとして、好きな世界に転生させます」
というか、このやり取り今日で四回目か、と天使は落ち込みながら言っていた
「(四回目てことは、四人も死なせたのかこの天使)」
半ば呆れていたが、ちゃんと転生させたのだろうと思い、行きたい世界を考えた
「ちなみに参考にですが、私が担当した人達はリリカルなのはと東方の世界に行きましたよ」
東方とリリカルなのは。幽夜と守が好きな世界だったな
あいつらなら、迷わずその世界を選ぶだろな
ふふっ、と笑うと天使がジト目で見てきた
「どうしたんですか、いきなり笑って」
「何でもありませんよ。それより行く所決めました」
「何処ですか？」
「ソードアート・オンライン」