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とある魔術の禁書目録【previous story】2

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学園都市――東京都の西部に位置し、神奈川県、埼玉県、山梨県を跨ぐ円形の街。総人口230万人の約8割が学生で、面積は東京都の3分の1ほどもある巨大都市。
都市内は市町村ではなく『学区』で区切られている。上条が入学する学校は、幼稚園や小学校などの初等教育機関が集まっている第13学区にある。寮も学校の敷地にあるところだ。
外とは完全に隔離されており、中での政治も独立している。しかし、一応日本の法律も適用される。技術も人口密度も興業も何もかもボロ負けもいいところな日本の最後の意地として、学園都市独自の法律は『条例』扱いになっている。日本はもう、暴れる犬に引っ張られるもの静かな飼い主状態だな。
日本国とは独立しているため、もちろん電気も送られてはこない。主な電力源は、町中のいたるところに配置されたプロペラによる風力発電。建物が多く、ビル風も発生するため、風力発電は適しているのだろう。その他は第22学区で行われている大規模な水力発電だ。
街の名前のとおり、教育機関などに力を入れている。学校の数は外と比べて圧倒的。授業内容は外と同じ科目はもちろん、学園都市だけの特殊な科目も存在する。内部の学校は全て全寮制で、自宅通勤は不可能。生活費は毎月奨学金として支給される。
科学も外より進んでいて、年月で約数十年もの差がある。その一例が街をうろついてる清掃ロボット。全自動で遠隔操作もしておらず、通っただけで道路に張り付いたガムをも簡単に取るという何とも胡散臭い代物。他にも『樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)』という、世界一の演算能力を誇るスーパーコンピューターも存在する。代表的な仕事として、空気中の分子を完璧に把握し1ヵ月後の天気までを完璧に予測する。
そういうものがが全てではなく薬物学に心理学、化学に生物学などの学問も全世界の最先端だ。それらを駆使した最先端で全く新しい学園都市の技術。
 超能力。
 これまでは科学の理論や法則を捻じ曲げない限りありえない子供の夢物語となっていたものが、今度は超能力を否定し続けた科学が存在を証明した。
 薬物の投与や催眠による暗示、直接的な電流での刺激などの方法を用いるため、それ相応の危険は伴う。しかし、それにより得られる利益のため、能力の『開発』が行われている。対象は学園都市に在籍している学生。上のお偉いさん方は、少しでも身の危険がある実験の被験者にはなりたくないらしい。
 学園都市内の学校へ入学した後、生徒に能力の開発が行われる。そして定期テストのたびに身体検査(システムスキャン)が行われ、レベルが決められる。能力は1人1つで、途中で変えることも無くすこともできない。能力やレベルによって奨学金の金額も変わってくる。結局、高レベルな奴は研究にバンバン参加して報酬ガッポガッポってことだ。
 上条当麻も開発を受ける……のだが、入学式は2日後なのでまだ受けてはいない。
 そんなドキドキワクワクのサイボーグ化入学式を控えた上条当麻はというと、
「うへぇ……何これぇ……」
 浦島太郎もビックリの白い粉にまみれていた。