月夜の黒猫団の由来
みんなが歓喜した。私もとても嬉しい。
テツオ「ついにきましたかぁ」
ササマル「ねね、ギルド名ってもう決まったの?」
ケイタ「それなんだが、まだ何するか決まってないんだ。みんなは何がいいと思う?」
ダッカー「いざ、考えて見ると難しいなぁ。ササマル!パス」
テツオ「俺に振るのか。俺も正直、何がいいかわからない」
サチ「ねえ、ギルド名なんだけどさ、月夜の黒猫団ってのはどう?」
ダッカー「ナイスアイデア!」
テツオ「月夜の黒猫団か。いいんじゃない?」
ササマル「意義なし」
テツオ「全員一致みたいだなぁ。じゃぁ今日から我がギルドは月夜の黒猫団と命名します」
ササマル「ところでさ、サチ。月夜の黒猫団の意味って何かあるの?」
サチ「それは秘密。」
ダッカー「なんだよ。ケチ臭いなぁ。」
サチ「時期が着たら、みんなに教えてあげる。」
テツオ「後のお楽しみってやつか。そういえば、ケイタ。ギルド登録の半額キャンペーンって今日の0時までじゃなかったっけ?」
サチ「大変。後30分でキャンペーンが終わっちゃうみたい!!」
ケイタ「悪い。みんな。今から始まりの町に行って来る!」
ダッカー「頼よりにしてるぜ。マスター」
私はケイタの後を追って慌てて、飲み屋の外に出る。
みんなもケイタのために外に出てきてくれた。
サチ「いってらっしゃい。マスター」
ケイタ「ああ、みんな行って来る。転移!始まりの地!」
ケイタが一瞬にして、目の前から消えた。そしてこの後の展開は必ず・・
テツオ「なぁ、外に出たついでにちょっと稼がないか?」
ダッカー「お、いいな」
テツオ「最近、他のギルドでもよく話に出るんだけど、荒野区画のエリアに稼ぎのいいとこがあるんだってさ。ちょっと行ってみないか?」
サチ「でも、ここってレベル高くない?」
ダッカー「大丈夫だって。安全マージン内だし。」
サチ「でも・・・」
ダッカー「そうと決まれば天は急げだ!」
私の不安をよそにみんなは狩りに行く気まんまんのようだ。
でもどうしよう・・私前衛なんてできないよ・・・誰か助けて・・・