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load of the …

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しゃらり、と彼の頚から下げた金の指環が顔を出す。

金の鎖に通された金の指環。

――もう一度触れたい?

いや、恐らく自分が触れたいのは金の髪に金の眸の持ち主の方だろう。

「エドワード…」

「駄目だぜ。アンタにもこれは渡せない。」

此方の視線を感じたのだろう、服の下へと隠すように仕舞い込むと一番上まで釦を止めてしまう。

「隠さなくても解っているさ」

金の指環が仕舞われた事よりも白磁の鎖骨が見えなくなってしまった事に少しばかりの残念さを覚える。

「なら…、」

最後まで言わせずに小さな彼を膝の上へと向かい合わせに抱き上げる。

「そんなものは、いらない。」

――欲しいものなど最初からひとつだけ。

「欲しいものは君だけだ、と言ったら?」

怯えない様にそっとこめかみに口付けを与える。

大きな金色をさらに大きく見開いて。白くまろい頬に朱が走る。

「アンタってホント、バカ!」

小さな手を握り締めて胸を叩かれる。
夜だと言うのに、喚く所為で散らばる金糸が焔に炙られて目映く煌めく。
これではウルク=ハイに見つかってしまうのも時間の問題だろう。
勿体無い気もするが、普段は結わいてフードに隠しておかなければ。

「――いつか…、」

「ん?」

小さな呟きは暗闇の中、燃え盛る焔に落ちた。

「いつか、この旅が終わったら…」

考えてやるよ。

――だから死ぬな。生きろ。生きて帰るんだ。

「――Yes sir.……You have my sword」

――この剣に誓って…。




作品名:load of the … 作家名:あき乃