俺と友人が幻想入り 28話
「俺」は、その村の異変解決のために向かった。
~青年移動中~
「ん?」道中で「俺」は、[何か]を見つけたようだ。
「なんだ?ありゃ・・。」そんなことを思った次の瞬間!
「!!」[何か]は弾幕らしき物体を撃ち出して来た。
「ありゃ・・弾幕・・なのか?」そう思った瞬間また弾幕の第二派が襲ってきた。
「なんだ・・イージーより生温い速度だな・・。」ふと思った。
「いや・・俺の飛んでる速度が速いだけなのか?・・ん?」やはり何かおかしい感覚があったそうだ。
「俺が速く飛んでるんだったら・・なぜ目視できる[あれ]までの距離がどうして・・。」
そう、「俺」はすでに罠にかかっていた。[何か]はどうやら「俺」の周りの空間だけを固定している。
まるで固有結界のように「俺」を行かせないようにしていたかに思えた。
「(くくくく・・)」「俺」はなぜか笑っていた。
「丁度良いや、スペルカードの威力でも試してみるか。」
やはり「俺」はワクワクしていた。
「そんじゃ、こういう場合は、これかな。」っと言いながらポケットから1枚カードを取り出した。
「銃符
1発の弾丸で死す
ワンショット バレット キル」
するとスペルの効果が発動し
「俺」の能力で具現化した、対物ライフルM92A2を右手の中に召還し、左手にカードが弾丸に変化しそれを装填した。(ガチャ)遊底(スライド)を引き、防塵蓋(ダストカバー)を開き
弾丸(バレット)を装填(リロード)した。
「俺」は飛びながら撃つことに対して何も思わないで、ライフルを構えた。
照準機(スコープ)を覗き込み、[何か]に向けて引き金(トリガー)を引いた。
次の瞬間飛んでいった弾頭(ハード)は[何か]に向かっていった。
弾は見事命中した。すると[何か]はものすごい爆音と共に一瞬で消し去った。
すると爆風が「俺」に迫ってきた。
「ヒュー・・・こいつはすげぇ。」「俺」は自分の力に少しビビッていた。
本来スペルカード自体の発動条件は自分の能力内で、発動できるほどの[力]が必要なのだ。
そうすると「俺」のスペルカードの威力は恐ろしいほどの力があることになる。
「・・・まぁ、結果オーライだからよしとしよう。」満足気な声で言った。
すると固有結界らしきものは消えた。
「絶対別の異変だのどうのこうの言われてそうだな・・。」
続く?
作品名:俺と友人が幻想入り 28話 作家名:YAJIBAJI