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英国紳士が幻想入り プロローグ

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幻想郷ッ!それは大妖怪と巫女の血族によって存在する世界ッ!
ここでは人間、妖怪、鬼、果ては神までもが住まう場所である!
そして今日この地で一人の紳士の物語が始まろうとしていたッ!



~竹林~

???「今日のご飯は何かなぁ♪」
???「てゐにも手伝ってもらうからすぐにわかるわよ」
て「えー、鈴仙とお師匠様がやってよ」
鈴「ダメです。たまには手伝いなさい」
て「面倒くさぁ…ん?あれって…」

日も沈み辺りが暗くなっていく中、てゐと鈴仙と言う二人の少女が竹林の中を歩いていた。
しかし異様にも二人の少女にはウサギの耳の様なものが生えていたッ!そして片方は尻尾までもだ。
それもそのはず、二人は妖怪兎であったからだッ!
そして二人の少女の内、背が小さい…てゐと呼ばれた妖怪兎があるものを発見した。

て「鈴仙、あれってさぁ」
鈴「人間…ね。それも結構重傷見たい。手当てしないと」
て「面倒くさいな…それにしても人里じゃみない顔だね、背も高いし…外来人かな?」
鈴「事情はこの人が目を冷ましてから聞くとして、応急処置だけでもお師匠様のところに運ぶわよ」
て「はいはい…」

二人が見つけたもの…それは身長2mはあるだろう男であった。
しかしその体は酷く傷を負っていた。
血は出ていないが、首には穴が空きその蒼い髪は自身の血で濡れていた。

鈴「これでよしっ、てゐ行くよ…ってもう行っちゃってる…」
て「置いてくよー」
鈴「てゐも手伝いなさいよ…はぁ」

男の応急処置を終えた鈴仙は男を担いでてゐの後を追う。
男の意識はまだ戻りそうになかった。

???「フフッ…運命に勝てるかしら?『ジョナサン・ジョースター』」

そして、その光景を見終えたものがその場を去っていった…






初めまして、英国紳士です。
今回この作品を読んでくれたかた、ありがとう。
今回が初投稿になるんだけど、出来はどうだったかな?おもしろいと思って貰えたなら幸いだね。
タイトルでわかるようにこの物語は『ジョナサン・ジョースター』が幻想入りするお話なんだ。
興味があったらこれからも読んでほしいよ。
それじゃ、プロローグはこれで終わり。次回にまた会おう。