【オトナのオモチャ】アブナイ玩具に乗り込んで【替え歌】
平穏を保てる安心もなく
刻まれたシルシに手をあてて
また僕らは耐え抜いて仮面をつける
届かない この悲鳴
物言わぬ玩具のように虐げられた過去の自分
手を取られ歩き出した僕らに突き刺さる刃
息を吐くように傷つき
理性さえ失う
黒く滲んだリビドーを
解き放つ時
ほら アブナイ玩具に乗り込んで
醜い世界を作り変えてやれ
声にならぬ感情を押し込んで
腐り果てた過去踏み潰してやれ
僕らを突き刺した刃より
重く強い一撃を
アプリボワゼ
牢獄で見たのは敵だらけの世界
汚くて暑苦しい悪魔の巣窟
画用紙に描いてた僕らの世界
美しく清々しい夢の遊園地
閉ざされた 最後の希望
さらされた心の隅
浮かび上がる傷口と
甦る記憶の鍵
たった一言
「化け物」と
可能性は悉く潰えて
希望を蝕む
最後の夢と引き換えに
繋がりを消す
罪悪感ゼロ
大きなおもちゃ
強いおもちゃ
僕らのおもちゃ
繋がるおもちゃ
大きなおもちゃ
強いおもちゃ
僕らのおもちゃ
くるしいよ―
ほら アブナイ玩具に乗り込んで
醜い奴らを消し去ってやれ
憎しみ尽くして絡み付いてた
冷たい鎖を外す時が来た
半信半疑の彼がくれた
僕らが登れる栄光の階段
例えそれが間違いでも
戻らず先に進むだけ
アプリボワゼ
作品名:【オトナのオモチャ】アブナイ玩具に乗り込んで【替え歌】 作家名:金尾ルミ