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気持ちの中の本当の言葉

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ザーザー・・
今日は今年初めての大雨だった。今日は仕事はオフだったので、屯所にいても、部下たちに、せっかくのオフに仕事増やされるのも困るので江戸を雨の中ぶらぶら歩いていた。一服しようと、路地裏に行き、雨の中つきにくいライターを必死にタバコに付けようとしていた
「っ・・くそっ!つかねぇ・・っ」

ガサッ

隣のゴミ捨て場から何やら怪しげな物音がした、恐る恐るちかずいてみるとそこには、銀髪の男が、うつ伏せになって血まみれで倒れていた

「っ!?なんだ・・死体か?・・」

よくみると息はしているみたいだ、どうでもよかったが、警察として、一般市民を見殺しにするわけにはいけないので、とにかく病院まで運ぶ事にしたその男を抱き上げようと仰向けにしたら、いつもの見慣れた死んだ魚のような目の銀髪男だった

「よっ・・万事屋!?・・」

土方は唖然とした顔で、そのまま万事屋こと坂田銀時を病院まではこんだ、それにしてもなぜ銀時が血まみれで倒れていたのか、また危ない仕事をしていたんじゃないだろうか?攘夷浪士にでも襲われたのか?土方はイロイロきになっていたが、それ以上に銀時のようだいがきになって仕方がなかった。

二日後
銀時は、あれからずっと眠ったままだった医者によるともうすぐ起きてもいいとこだといっていた、土方は、ずっと銀時が目を開けるのを待っていた、なぜ、自分は銀時か目を開けるのを待っているのか?警察としての役目?ほかの一般人だったらここまで心配して、目を開けるのをまつだろうか?きっと病院に送っておわりだろう?じゃあ、なぜ自分は銀時を待つ?頭の中に2つの文字が横切った。
土方はいつも死んだ魚の目をして二人の子供を連れてダラダラしてる、だが、時には
誰かのために命をかける銀の魂をもった侍が・・ー

「好きだ」

自然と涙が出てきた、これは一体なんの涙なのだろうか、すると頭にぽんっと何かが乗った、銀時の手だ・・

「ありがとう」

そう言って銀時はまた眠った
作品名:気持ちの中の本当の言葉 作家名:美紅