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魔女と機械

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飛行中…

シャーロット
「なぁ少佐。アンタを本当に信用していいのかい?ウォーロックには苦い思い出があるからねぇ」


「…信用出来ないなら…しなくていい…」

フランチェスカ
「むー…なにその言い方ー…感じ悪ーい…」

どうやらこの三人は劔をあまり信用していないようだ
無言だがトゥルーデもウォーロックを警戒しつつ飛んでいる


「…ウォーロック零号機の話は聞いている…あれはプロトタイプ…それに無人機だ…暴走したのはネウロイが機械を乗っ取ったから…俺が操縦している内はそんな事は起きない」

シャーロット
「だってさ、ルッキーニ」

ルッキーニ
「ふーん…まぁ私達に攻撃しないならいいけどね」

トゥルーデ
「お喋りはそこまでた。ネウロイが見えたぞ」

トゥルーデがそう言うと二人は前方を向いた
そこにはミサイルのような形のネウロイが高速で向かってきている

トゥルーデ
「長岡少佐、命令を」


「…すぐ俺の後ろに隠れろ」

シャーロット
「はぁ?」

劔がそう言うと前方の何もない所からビームが放たれた

トゥルーデ
「なっ…!?」

シャーロット
「やばっ!?」


「隠れろ!!」

劔はビームをシールドで防ぐ
するとビームが放たれた所からネウロイが現れた

トゥルーデ
「もう一体…!?どういう事だ!!」


「…ステルスか…恐らく光学迷彩の一種だろう…」

劔はシールドを解き、ウォーロックを飛行形態から戦闘形態へと変化させた


「…ミサイル型は俺が潰す…三人はもう一体を頼む」

トゥルーデ シャーロット フランチェスカ
「「「了解!!」」」

三人はウォーロックの後ろから飛び出し、もう一体の戦闘機型のネウロイを撃ち始めた


「…よし…俺も…」

劔はそう言うとレーザーを撃ちながらミサイル型のネウロイへと近付く
だがミサイル型はビームを躱しながら飛んでくる


「…速い…だが…」

ミサイル型がウォーロックへと突撃してくる
だがウォーロックはそれを掴み、勢いを止めた


「…今だ…!!」

するとウォーロックの胸部が開き、赤い板のような物が現れた
そしてそこから太いビームが発射され、ミサイル型を飲み込んで消滅させた
作品名:魔女と機械 作家名:馬理沙