鴉天狗と!!
「それはさすがに大袈裟過ぎないか?」
「………だってぇ…ほら」
射命丸が下駄を脱いで立ち上がる
「……………小さいな」
「………うぅ…そんなハッキリ言わなくても」
「変えとかは持ってないのか?」
「…持ってたら………よかったのになぁ」
「つまりは無いんだな?」
「………はい」
「なら普通の靴で我慢するしか…」
下駄箱に何故か用意されている靴…
まぁ、紫だろうけど用意良すぎだ
「はぁ………仕方ないわよね」
射命丸、靴に履き変え
「にしても…あの紙には何て書いてあったんだ?」
「…自分で見た方が早いわよ」
手渡された手紙のような物を読み上げる
「えっと……何々?」
『この家はつかさ君の為に建てたのよ。好きに使ってくれて構わないわ。一応生活に必要な物は最低限揃えてあるから足りない分は自分でどうにかしてね
追記
ブン屋の荷物とか全部持ってきてあるわ
奥の部屋に新聞の機材とかも送ってあるから
貴女もここに住んでつかさ君に色々教えてあげなさい
貴女が居れば基本襲われる事は無いだろうし
貴女の上司にも話は通してあるから無期限で山を離れる許可は取ってあるわ
つまりは無期限休暇ね
拒否権は無いわよ♪』
…もはや追記が本文だな
「………あゃ…………ふつつか者ですがよろしくお願いします」
「…それは何か違くないか?」
射命丸との同居生活スタート