鴉天狗と!!
しばらくした日
文
「つかさー取材に出かけるから着いてきてー」
つかさ
「別に構わないけど…急にどうしたんだ?」
文
「新しいネタを探しに行こうと思ってね。…つかさを記事にして変な尾鰭が付いたら困るし」
つかさ
「そういう事か…俺が文と住まなかったら色々捏造されてたかもしれないのか」
文
「そうなってたかもね。準備が出来たらいくわよ」
つかさ
「はいはい…じゃあちょっと待っててくれ」
-少年準備中-
つかさ
「それじゃあ行こうか」
文
「何か面白い事があったらいいわね」
つかさ
「で、何処に行くんだ?」
文
「つかさってまだこの辺りしか知らないでしょ?だから幻想郷案内も含めて色々回ろうなって」
つかさ
「それは助かる。今のところほとんどが文に頼りっきりだからな……何か俺にも出来る事を探さないとな」
文
「買い物とかだったら良い飛行練習になるんじゃない?」
つかさ
「それはいいアイデアだ」
文
「まずは香霖堂からね。日用品とかも買わないと…それじゃ着いてきて」
つかさ
「あぁ……買い物メインになってる気がするが気のせいかな」
文
「そう、気のせいよ。流石に普通の枕一つで二人はきついわ。せめて二つか長いやつ用意してくれれば良かったのに……」
つかさ
「毎晩寝る前じゃんけんだもんな。俺が買ったら俺の腕枕にする癖に…」
文
「仕方ないじゃない。私枕無いとちゃんと眠れないのよ」
つかさ
「初耳だな」
文
「今言ったから」
-少年少女移動なぅ-