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もし、希望を求めることが間違いだというのなら、
俺はそれを否定しない。

何故なら、希望を得ると共に、絶望も得てしまうからだ。

だが、希望と絶望、どちらかを得るなんてことはできない。
常に希望と絶望は表裏一体なんだ。

だから、俺たちはこの世界を生きていく。

本当の幸せ、本当の暖かさを手に入れるために。


俺たちは、本当の幸せを手に入れるために戦ってきた。
彼女たちの願いは時に牙を剥き、全てを奪っていった。
だがそれと同時に、新たな幸せを手に入れた。

希望を得た。


俺は彼女たちの架け橋になれただろうか？



絶望を希望に変える魔法使いになれただろうか？



皆の笑顔を守る「仮面ライダー」になれただろうか。



答えはまだわからない。



まだ、答えを得る時ではない。



その答えは、また次の時まで待っておこう。


そうだ…まだだ…。




「フィナーレには、まだ早い」