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ピカリーノ0000
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紅魔館と適能者外伝~竜の戦士と第7の適能者~ 1

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美鈴はメモリーディスプレイを閉じると、龍星に頭を下げて、直様走り去っていった。

「おいおい・・・しかし、怪獣とはな・・・」

ただ一人残された龍星は、左手のブレスレットに目をやった。ブレスレットはエメラルド色に輝くプラズマ鉱石が埋め込まれていた。





海鳴市 沖合

「キシャアアアアアアアアアアアアアン!!!!!」

海鳴市の沖合に現れた怪獣、それは、深海怪獣グビラだった。

「ちっ!どうなってやがる!」

ガンフェニックスで迎撃していたリュウは、グビラに攻撃が全く効いていない事にいら立ちを覚えた。このままだと会場に上陸する。そう思った時だった。

『皆さん!お待たせしました!』

そこへ、GUYSランジャーに登場した美鈴が現れた。

「美鈴!おせぇぞ!遅刻した分はきっちりつけとけ!ハルザキ!いくぞ!」

「は、はい!」

リュウのガンフェニックスとハルザキのガンブースターが合体し、ストライカーになって攻撃を続けるが、グビラはレーザーの威力が低下する水中に潜った。

「水中に潜って安全だとでも!」

GUYSランジャーに乗っていた美鈴は、スペシウム弾頭魚雷をぶち込んだ!。

「キシャアアアアアアアアアアアアアン!」

直撃だった。グビラは海底深くに沈み込んだ。

「やった!」

「よっしゃぁ!帰投すっぞ!」

「「G.I.G.!」」

そう言うと、ガンフェニックスとGUYSランジャーはフェニックスネストに向かった。その時

「!?隊長!まだレーダーに反応があります!」

「何ぃ!?」

そう言うと、ガンフェニックスストライカーは旋回する。するとそこには

グビラを捕食するタッコングの姿だった。

「何てこった・・・まだ一体いたのかよ・・・」

「ドキュメントMATに記述有!オイル怪獣タッコングです!」

「くっ!隊長!」

「わかってる!あいつに火力を集中しろ!何としても街に上陸させるな!」

「「G.I.G.!」」

命令と同時に、ガンフェニックスの全火力が、GUYSランジャーのスペシウム弾頭魚雷がタッコングに命中するが、タッコングはそれをもろともせず、前進を続けた。

「くそ!」

「隊長!残弾はもうありません!後退を!」

「馬鹿野郎!それじゃあ街はどうなる!ここで食い止めるぞ!」

「しかし!このまま戦ってもらちがあきません!」

「・・・くそっ!」

「・・・」

二人の会話を美鈴は黙って聞いていた。確かに残弾はもう無い、だが、それだけで諦めていいのか?それだけで街を危険にさらしていいのか?そんな事を思うと、彼の事を、かつて自分が戦い、目標にした戦士の言葉を思い出した。

《お前の戦いは、必ず勝たねばならない戦いだ・・・》

その言葉を思い出し、美鈴はGUYSランジャーを浮上させ、甲板にでた。

「!何を考えている!美鈴!」

「美鈴さん!」

二人の声に構わず、美鈴はタッコングに対して殺気を放ちながら構えた。

対するタッコングも、それに気づき、戦闘態勢に入った。

「馬鹿野郎!無茶はよせ!やめろ!」

リュウは必死に美鈴を呼び止めるが、美鈴にはその言葉と届かず、ただタッコングに殺気を放っていた。そして

「はあああああああああああああ!」

美鈴は溢れんばかりの闘気を放ち、タッコングに向かおうとした、その時である!

〈その意気込みはよし!だが!怪獣は私に任せろ!〉

「っ!?今のは・・・」

突然、頭から声が聞こえてきた。

「!?ぎしゃあああああああああああああああ!」

その時!不思議な事が起こった!謎の赤い球体が、タッコングに対して攻撃を始めたのだ。

「!?・・・どういう事だ・・・」

上空のリュウも、この状況に少し困惑した。しかし、それはすぐ解かれた。

球体はタッコングの前に静止すると、赤く光り、巨人の姿になった。

「あれは・・・」

「まさか・・・そんな・・・」

「新しい・・・ウルトラマンだと!?」

そう、彼こそ、M78星雲光の国からやってきた、歴戦の勇士、ウルトラセブンレックスである!

「ジュア!」

ファイティングポーズをとったレックスは、タッコングに向かっていった!

続く





次回予告

タッコングと戦いに勝利したウルトラセブンレックスは、紅美鈴の推薦でGUYSに入隊する。しかし、それと同じ頃、プレシア・テスタロッサは謎の怪物に襲われていた。そして、眠りし光はついに覚醒する!

次回!第2話!『覚醒-Awakening-』

さあ!来週も皆で観よう!






キャラ紹介

光波 龍星
身長:180㎝
体重:70㎏
外見:黒髪になったキーク・キャラダイン
外見年齢:35歳
概要:ウルトラセブンレックスの人間態。右手にレックスブレスレットを付けている。吸血鬼の話になると夢に出るらしい。味にはうるさい。口癖は「で、味は?」剣術に長けており、ある意味切り裂き魔ことAより切り裂き魔なお人。戦闘スタイルはマーシャルアーツと剣術、そして地球派遣時に学んだCQCである。

紅美鈴
外見:本編と同じ
外見年齢:20歳
概要:紅魔館門番並びにCREW GUYSJAPANの隊員。ウルトラマンレオと互角に戦い、勝利した事により光の国では話題になっている。現在は幻想郷復興までは地球に残っている。いつもコマンドルームで居眠りしている。