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ピカリーノ0000
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紅魔館と適能者外伝~竜の戦士と第7の適能者~ 1

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一人、プレシア・テスタロッサは森の中を走っていた。嫌、逃げていた。その後ろから追いかけてくる巨大な「何か」から逃げていた。それは、生物であるのは分かる。しかし、その生物は、どの種類にも属さない。そして、自分が知っている魔法生物と外見は似ていたが、それは全く違った。そう、まるで、目についたもの全てを喰らう、化け物だった。

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

プレシアは木の陰に隠れた。そして、そっと後ろを観た。その先には、その「何か」がこちらを見つめていた。

「!!・・・まだ、追ってくるの・・・一体、何なのよあれは・・・どうしてこんな事に・・・!」

プレシアは「何か」がこちらに近づいていると感じると、直様走り出した・・・だが、遅すぎた。

「!!きゃあぁぁぁぁ!」

突如、「何か」は尻尾を振り回し、プレシアにぶつけた。「何か」の攻撃に反応できなかったプレシアは、その尻尾の直撃を受け、後ろの木にぶつかり、気絶した。

「グルルルルルルル・・・・・」

「何か」は、プレシアが気絶したのを確認すると、まるで獲物を仕留めたような目でプレシアを観た。「何か」の口からは唾液の様な体液が流れ落ちていた。そして、「何か」は口を開き、プレシアを捕食しようとした、その時

「!!」

突然、プレシアが目を開いた。だが、その眼の色は違い、燃えるように紅く光っていた。それに危険を感じたのか、「何か」少し後ずさった。

「う、うう・・・(どういう事・・・体が熱い・・・一体・・・何が起きてるの・・・)」

プレシアは頭を抱えながら起き上がったが、その時、プレシアの体が青白く光り始めたのだ。

「(これは・・・光・・・違う・・・体が・・・変わる・・・!)うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

突然の事に戸惑うプレシアだが、プレシアは無意識に叫びをあげていた。そして、変化は始まった。

プレシアの身体は、光りながらその身体を細胞サイズで変化させ、「何か」と同じ大きさまでに巨大化した。

「!!」

「何か」はその変化に怯えていた。それと戦えば殺される。本能的に感じていた。

そして、光が収まると、そこには、巨人がいた。

暗みがかった銀色に、胸には紅いY字のクリスタルが埋め込まれた巨人がいた。

それは、ある世界の地球に初めて現れた巨人、

それは、絆という名の光が成した最初の巨人、

その巨人の名は・・・

NEXT

「グウゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・・」

「何か」はネクストを見るや否や唸り声を上げながら警戒した。

「フン!」

ネクストも、それに対して戦闘態勢をとって様子を伺った。

それは、静寂・・・それは、さながら西部劇のようなものだった。

そして、一筋の風が、戦いのゴングが鳴った。

「グアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!」

「何か」はネクストに向かって突進を始めた。

「ムゥア!」

しかし、それをネクストは宙返りをしてそれを避けて、「何か」の背中に飛び蹴りを当てた。

「グギャァァァァァァァァァァァァァ!」

「何か」は頭から倒れこんだ。そして、ネクストは「何か」の背中に乗っかると、パンチの連打を浴びせた。

「ディアァァァァァァァァァァ!」

パンチの連打をもろに受けた「何か」だが、「何か」は体を大きく揺らして、ネクストを離すと、起き上って土を振り払った。

「グゥアァァァァァァァァァァァ!」

「何か」を怒り狂い、ネクストに再度突進を試みた。だが、それは無謀だった。

「ハァァァァァァァァァァァァァ・・・・・・・」

ネクストは意識を集中して、上腕部を光らせた。

「ディアァァァァァァァァァァァァァ!」

そして、光はネクストによって放たれると、それは光の刃を形成し、「何か」を横に真っ二つにした。

そして、「何か」の死体は、大きな爆発を起こした。

爆発を確認したネクストは、光となってその場から消えた・・・。





フェニックスネスト コマンドルーム

プレシアが「何か」に追われている頃、フェニックスネストでは、龍星がリュウにこれまでの事を説明していた。


武人説明中



「事情はわかった・・・。それで、今後の事を考えて、GUYS(うち)に入りたいと?」

「ああ。怪獣や宇宙人関係なら、ここに居れば直に動けるからな。で、どうだ?」

「・・・・・・」

リュウは少し考えたが、結論が出るのは、早かった!

「OKだ!」

その答えは唐突だが、龍星は少し微笑みながら答えた。

「わかった。これからよろしく頼むぞ。隊長。それで、この事は」

「ああ、美鈴にも釘は差しとくよ」

「感謝する」

龍星とリュウは握手をした。それは、男の誓いだった。

かくして、光波龍星は、CREW GUYSに入隊した。

続く






次回予告

海鳴市の廃工場で謎の光が落ちた。調査に向かったGUYSは、しかし、それはバルタン星人恐るべき罠だった。夜の海鳴市で繰り広げられるウルトラセブンレックスとバルタン星人の死闘!

次回!第3話!「バルタン星人の恐るべきリベンジ精神」

さあ!来週も皆で観よう!






キャラ紹介・設定

ウルトラセブンレックスの主な必殺技
光線系
レクシウム光線:ビームランプから放つ緑色の多目的光線
レックスショット:腕をL字に組んで放つ破壊光線。ワイドショットの2倍の威力を持つ
切断系
レックスカッター:頭部にある宇宙ブーメラン。念力と併用することができる

プレシア・テスタロッサ
外見:本編より10年若くなっている。服装はフェイトの回想で描写された私服姿。
年齢:50歳(外見年齢20歳)
概要:かつてPT事件を起こした次元犯罪者、管理局では死亡と記録されている。虚数空間を彷徨っていたが、ノアによって第7の適能者に選ばれて、地球に転移する。

ウルトラマン・ザ・ネクスト
外見:本編と同じ
概要:ノアの不完全形態の一つ。プレシアが変身したのは基本形態のアンファンスであり、ネクサス同様、適能者ごとにジュネッスのカラーが変わる。