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時計~tokei~
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とある霊術の完全再現 第一話「悪霊」 ー前編ー

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誰のいないような路地裏、そこに女子高生が二人のスキルアウトに襲われていた。
「あの…私いけなくちゃいけないところがあってど…どいてくれませんか?」
「いいじゃん用事なんて、俺たちと遊ぼうぜ」
といってスキルアウトは女性を掴んだ
「はなして、だ…誰かたすけて!」
「誰も助けなんかこねぇよ諦めろ」
そしてスキルアウトBは女性に手を伸ばそうとしたとき。
「やめろ。その娘からはなれろ」
そこに現れたのはフードをかぶり黒いゴーグルをかけた男だった。
「なんだてめぇ、ヒーロー気取りか?」
「やっちまおうぜ
といってスキルアウトはその男になぐりかかった。男はパンチをよけ
右の手でスキルアウトの顔を殴った。
「くそ…」
スキルアウトはナイフを取り出した。
「しねぇぇぇ!」
スキルアウトは男に斬りかかった。男はナイフを持った手の手首をつかみ、動きを
止めた。掴んでない方の手で軽くナイフを触った。
するとナイフは一瞬で赤くなりドロドロに溶けてしまった。
「能力者だ…勝てるはずがねぇ」
「逃げろぉぉぉ!」
といってスキルアウトは逃げ出した。
「大丈夫ですか、怪我はないですか?」
といって男は女性に近づいた。
「大丈夫です、助けてくれてありがとうございます。できれば名前をおしえてくれないで
しょうか?」
「名乗るほどのものじゃなないですよ。んじゃ俺行かなきゃいけないところがあって」
といって男はその場をあとにした。

      パーフェクトリバイバー
とある霊術の完全再現    第一話「悪霊」  ー前編ー

俺、神崎隼人はある大きな問題を抱えていた。新学期4月1日、起きた時にある違和感を
感じていた。
その日は肩が重かった。ある日は腹を締め付けられるように痛く、ある
時は頭突かれるような頭痛がした。
色々な薬を試したが治ることがなく日に日に悪くなっていった。
7月1日、目を覚ました時、俺は背筋が凍った。なんとベットの横で15~16歳
くらいの霊と思われる女の子が俺を魚の死んだような目でジッ俺を見ていた。
俺は10~20分の間悩んだ、その時俺は3つの案を考え出した。
1つ目が、はっきり「俺から離れてくれませんか?」という考え、これはもし
俺についている霊が悪霊だったらそのまま呪い殺されるだろう。
2つ目が、「なんで俺についてくるの馬鹿なのおれしn(ry」といって一方的に
質問する考え、この場合悪霊だったら呆れて帰ってもらえるだろうが、善霊
だったら怒って呪い殺すだろう。
三つ目は、無視することだった、これだったらタイミングがいい時におはらいすれ
ばいい。
俺の出した答えは、無視することだった。
それからずっと無視を続けてきょう7月18日にいたるとういう具合である。
今日は終業式、明日から夏休みだ。
俺の計画ではまず、修了式が終わる→すぐ霊をおはらいできる人を見つける
→霊からおさらば
という考えだ。
7時30分登校、寮からは学校が近いため徒歩で学校に向かう。
7時50分到着普通は10で行けるものの途中で道を聞かれたり警備ロボが壊れていた
ため時間がかかった、一応あまり気にしてないが俺は不幸だ。
到着してすぐに俺は2度寝した。昨日分けあって3時に寝たのでその疲労からだ。
5分寝ただろうか。ある娘が寝ている俺に話しかけてきた。その娘は斎藤千春、クラス一頭が良く、クラス一運動ができ能力もレベル4である。
(ちなみに俺は勉強・運動は二位で能力はレベル0、残念神崎とよばれている。)

「ねぇ神崎くん、話があるから屋上まで来てくれない?」
「いいですけど」
瞬間クラスの視線がこちらに集中した。クラスじゅうから「告白」という言葉が俺たちに降り
かかってきた。女子はかなり興奮していた。男子は…土御門と青髪を中心としておれ達
にすごくブーイングを放っていた。
「いつもザキヤンだけずるいぜよぉぉ!」
「いまならいいフリかた教えてやるで~」
「お前らうっせぇよ!まだ告白って決まってねぇだろぉが!」
俺は急に恥ずかしくなって、斉藤さんの手をつかみ急いで屋上に向かった。
でもこの時の俺はあんなことになろうとは考えもしなかった。

とある霊術の完璧再現  一話「悪霊」前編 ー完ー